koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME



 

講師の心.com > 講師マガジン 「人」 > スペシャルインタビュー 假屋崎省吾

 
スペシャルインタビューvol.48 假屋崎省吾  
   

假屋崎省吾

『花のエネルギーは、心も人生も豊かにする』
 華道家・假屋崎省吾さんの主催する花・ブーケ教室には、全国から7000人もの生徒が集まります。また、美輪明宏さんから「美をつむぎ出す手を持つ人」と評されるなど、華道の繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評があり、各界著名人から高い評価を得てきました。その一方で、執筆、講演、テレビでのタレント活動など、幅広く活躍されています。

  そんな假屋崎さんですが、華道の世界に入ったのは、大学2年生のとき。実はそれまでは挫折の連続だったといいます。ピアニストを目指したが断念した高校時代。園芸学部に行こうとするも、受験に失敗。2浪して滑り止めの大学に入学するも、納得がいかないと別の大学に入り直したのだそうです。そして、ひょんなことからいけばなに出会い、草月会館でいけばなを習い始めたことが天職との巡り会いでした。花とともに生きる魅力について、お聞きしました。


Keywords
  1) 假屋崎省吾と花〜華道とともに生きる〜
  2) 大切なのは、『気がつく』か『気がつかない』か
  3) 花は心のビタミン〜花のエネルギーを感じて〜


假屋崎省吾と花〜華道とともに生きる〜

―――華道に興味を持たれたきっかけは、どのようなものだったんですか?

 「もともと父と母が園芸好きで、私も物心ついた頃から見よう見まねで庭の花を育てていました。それから10年、20年と経って、大学に入ったある日、いけばなの先生がお花を生けているテレビ番組を見て、自分が育てていた花がこんなふうにして部屋を彩り、飾り、素敵な雰囲気になるということを知り、『自分も習ってみようかな』と思って、大学2年のとき、何の気なしにいけばな教室に通い始めたのが、華道の世界に入ったきっかけでした。それからお花の世界が面白くて、どんどんのめり込んでいきました。

大学を卒業すると、アパレルメーカーに就職しました。でも、『自分が一番好きなことではない』と思って3カ月で辞めてしまいました。スーパーマーケットやハンバーガー店など、いろいろなところでアルバイトをしながら、同時進行で花の仕事を行っていました。ちょうどこの頃から、画廊に通うようになり、『空間』という仕事に興味をもちはじめて、『いつか自分も個展がしたい』と思っていたところに、チャンスが訪れたのです。最初の個展は、お花ではなく、実は、土を素材にしたもので、その土の個展が『美術手帖』などで批評され、まずは美術関係の方々から認められて、ディスプレイや会場構成など、花だけではない仕事を頂くようになりました。そうして必死にやっているうちに、気がついたら、今のような状態になっていったのです」

―――華道家として、これほどまでに成功された理由について、ご自身ではどのようにお考えでしょうか?

 「 今と比べると、小さい頃の私は引っ込み思案で、人とコミュニケーションをとるのも苦手でした。野球などのスポーツよりもクラシックレコードが好きな、ちょっと変わった子どもでした。でも、父や母は、『省吾、好きなことをやりなさい』と私の個性を認めてくれていて、両親がそういう教育をしてくれたことが大きかったと思います。それからは、自分が『これは好きだな』と思うことを一生懸命やるようになりました。その道を究めるという言い方は堅いですが、『人に決められたわけではない、自分で決めた』ということが重要なのだと思います。私も、だからずっとやってくることができました。

  もうひとつ、2009年に50歳になりましたが、これまでいろいろな紆余曲折がありました。出る杭は打たれます。嫉妬、妬み、嫉み、いろいろなことがありましたが、そういうもの全部を自分の肥やしにしたのです。打たれれば打たれるほど、不思議なことにその分、余計にエネルギーとなって、自分の中で消化できました。ネガティブなものもエネルギーにして、自分で目標を持ち、それを追求しながら、何が何でも実現させようと取り組んできました。

  あとはやはり、美しいものに囲まれて育ったことでしょう。花、音楽、映画、建築、インテリア、旅行にもたくさん行きました。美しいものが、いつも自分のすぐそばにあって、その中に身を委ねていました。それが培われて、今に至っているのだと思います」
――――華道をさらに普及していくために、最近では、どのようなお仕事に取り組まれていらっしゃいますか?
假屋崎省吾 「最近では、音楽や舞台でのコラボレーションという新しい挑戦も始めました。フジ子・ヘミングさんなど、クラシックのいろいろな方々と舞台で、演奏に合わせてお花を生けるというパフォーマンスのコラボレーションも行っています。舞台美術の演出でも、野村萬斎さんはじめ、いろいろな方と取り組みを進めています。

  また、年に何度も展覧会を行っています。百貨店などでも行っていますが、最近では、花と歴史的な建築などとのコラボレーションも増えていて、2010年には京都や九州地区で行う予定です。展覧会やコラボレーションは、自分が興味をもっていることはもちろんですが、いろいろな方々が大勢おいでになるので、街おこしになるのです。 例えば、10周年を迎えた目黒雅叙園での展覧会では、7万人ものお客様がお見えになりました。食事やお土産も買っていかれますので、まわりの商店街や飲食店も活性化して、経済効果につながります。こういう時代なので、企画を行う側も、展覧会などを行うと費用が…、などと思われるかもしれませんが、美しいものを見ることで、何十倍、何百倍も自分に、周辺に跳ね返ってくるのです」
 1/3   2ページ目へ
 

講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら

 


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2012 PERSONNE,Inc,All rights reserved