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清水 克彦のコラム「頭のいい子が育つ親の習慣」
清水 克彦
清水 克彦(しみず かつひこ)
文化放送プロデューサー/江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師

文化放送の名物プロデューサーにして大学の先生。
独自の取材と論点で子育てから政治、自分を生まれ変わらせる方法まで、
目からウロコのトークが炸裂します。


Vol. 34 『自信のない子、行動できない子への対処法』
(2012年01月13日)

 人見知りもですが、うちの子は人前で何かを発表するとき、自信なさそうで、ひどいときには泣きそうになっちゃったりするんです」

 このようなケースもあるだろう。近所づき合いなど非公式な場では物おじしなくなったとしても、発表会など公式な場となると話は別ということもある。

 恥らったり怖がったりする気持ちは、なかなかぬぐい去りようがないが、次の二つのことをすると案外いい方向に行くことが多い。

 一つは、キャラづけしてみることだ。
「普段は快活なのに、舞台に上がると蚊の鳴くような声で名前を言うのが精一杯」
「参観日で、勢いよく手を挙げる子どもの姿を一度も見たことがない」

 このような子どもには、「アナウンサーになってみようか?」、「みのもんたになってみない?」と、特定のキャラを与えてみるのだ。言うなればロールプレイング(=役割を演じることで「気づき」を得る学習方法)である。

 子どもは基本的に「ごっこ遊び」が好きなので、なりきらせることで「恥ずかしい」、「怖い」という心理的プレッシャーから解放される。素の自分では喋れないが、アナウンサーや人気キャスターになったつもりになれば、声が出るようになる。

 もう一つの手が「皆に教えてあげて」という促しだ。
 子どもは本来、教えたがりで話したがりだ。この特性を利用し、「それって面白い話だから皆に教えてあげて」、「上手だから皆に聴かせてあげて」と背中を押してみよう。

 子どもの心の中から「面白くないかも」とか「下手だと言われるかも」といった不安が取り除かれ、少しは自信が湧いてくる。そしていざ成功すれば、子どもにとってその自信は確かなものになることだろう。




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