秋田 稲美(あきた いねみ)
株式会社エ・ム・ズ 代表取締役
短大卒業後、大手生命保険会社に入社し、21歳で年収1000万円のトップセールスに。コーチング研修とファシリテーター養成を柱とする株式会社エ・ム・ズの代表。スタッフは全員女性。名古屋と東京にオフィスを構え、人材開発事業としてセミナーや講演などを多数行なっている。
【
秋田 稲美講師詳細プロフィール】
【
講演を依頼する】
Vol. 11 『「アタラシイこと」で仕事が楽しい!』
(2010年02月19日)
毎回、『楽しく仕事をする』をキーワードにお送りしております。今回は『アタラシイこと』で仕事が楽しい!をお伝えします(※Vol.10で予告した「社員のプロボノ」はVol.12でご紹介いたします)。
【エ・ム・ズは実験の場】
我が社エ・ム・ズは、研修事業を柱としています。そして研修では、社員の自己実現が会社経営との相乗効果をもたらすことをお伝えし続けています。
一言で言うなら、「社員が楽しいと会社が繁盛する」ということです。お伝えしているからには、まず自分達が実行すべきだと考え研修内容の率先垂範を心がけています。
例えば、
○[研修]...自ら考え、自ら行動し、自ら結果を出すコーチング研修
↓
○[社内実践] ...社員各自がアイデアを出し仕事を創りだすプロジェクト制
↓
○[研修]...潜在パワーを引き出す女性活躍推進研修
↓
○[社内実践]...ワークとライフの相乗効果、しなやかに成果につなげる
↓
○[研修]...脳活による、できる営業研修
↓
○[社内実践]...社員全員で営業、個人の数値目標を撤廃。楽しんで結果を出す。
研修でお伝えしていることを、社内で実践し結果を出すことではじめて、自信を持ってオススメできるというわけです。
また、エ・ム・ズは研修内容の検証の場、社会的実験の場だとも思っています。
・会社を最高の居場所にすること
・仕事の喜びが報酬になること
・楽しく働き、社会の役に立って、利益を出すこと
まだまだ実験途上ですが、10年続けたことで形になりつつあるように思います。
【アタラシイことは楽しい】
ひとりひとりが自らの方向性を決めるエ・ム・ズ。
社長も例外ではありません。
研修事業ではない、別の事業を興す予定です。
2010年春は「アタラシイこと」をはじめようと思っています。
・フロー状態になる
・ボランティアやプロボノを楽しむ
・五感・カラダを取り戻す
これらを私自身がもっと極めたい。
地に足のついた、カラダづくりの新事業を興したいと思っています。
「アタラシイこと」を考え、人と会い、準備をすすめる。
毎日がワクワクで満たされていて、「アタラシイこと」で仕事が楽しくて仕方ありません。
【カラダを取り戻すこと】
「アタラシイこと」をすすめる毎日ですが、ふと思い出したのが、「ケン・ウィルバー」さん。アメリカの現代思想家であるケン・ウィルバー。インテグラル思想の父、西洋心理学と東洋思想を結合した人物です。
著書では、人の心の成長をこう書いています。
<自分が分からない子どもの時期>
<もっと上を求める、欲求を満たす時期>
<自分を確立する時期>
<自分を超える時期>
(ここまでが頂点を登る時期)
<すべてがありのままで完璧だと気づく時期>
<現実世界へ戻る時期>
<自然、感覚、カラダを取り戻す時期>
このように人の心は高みを求めて上昇した後、ありのままの自分に戻る、と説かれていました。悟りを開いたとは言いませんが、ケン・ウィルバーの思想がわかるなぁと思います。
自分自身が、
迷いの思春期から
社会でのいわゆる成功を求め
営業での成功、高収入、社長職、出版など
欲しいものを追い求める時期があり
金銭・地位ではない仕事の喜び
五感を磨くこと
マラソンで身体感覚を取り戻すこと
追い求める時期から、取り戻す時期に変化してきていると感じています。ケン・ウィルバーの思想では宇宙まで上昇し、大地に戻ってくるのですが、私の場合は北極まで北上し、日本に戻ってきたくらいの感覚です。
【自分がなすべきこと】
私のメンターである村山幸徳先生から学んだ仏教思想「空(くう)」の概念とも通じており、自分のなすべきことがしっかりと見えている状態です。
それは、これまで培ってきたすべてを提供して、現代人がカラダを取り戻すお手伝いをすること。
自分のためではなく、この仕事をすることが、はじめから決まっていたようにも思います。自分の人生の意味とは何かではなく人生が何を自分に求めているのか。
聞こえる気がして、声に従ってやるべきことを自然にやる。
「アタラシイこと」をするわけですので困難は山積みですが、不思議と悪いストレスが無いのです。
できる力や幸せを感じる。
究極の仕事を楽しむコツかもしれません。