青柳 教恵「ヒューマンコミュニケーション術・・・会話の力」
青柳 教恵(あおやぎ みちえ)
株式会社アクア 代表取締役/人材育成プランナー/ビジネスコーチ
日本航空株式会社客室乗務員として、部下乗務員の指導育成に携わり、14年間乗務。現在、顧客満足を高めるコミュニケーション術・人を育てるビジネスコーチングを研修と講演を通し広めている。
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Vol. 94 『変化の仕掛けを作る (2)部下の本音を知るために』
(2008年12月10日)
皆さんは、部下を知るためにどのようなことをしていますか?
若い社員に限らず中堅社員でも最近は、飲み会に誘っても断る。
もっとも、上司も自分が若いころは先輩が飲みに連れて行ってくれたが、
今はその余裕もないのが現実で、
そうそう誘うこともできないというのが本音かもしれませんが。
時間を取って部下を知る機会の主なものに、評価面談があります。
年初にチームや組織に関わる目標と自分自身に関わる目標を決め、
それに対する進捗状況の報告と確認、
新たな課題が見つけ出されることもあります。
上司は上司で、そのまた上の上司から部下指導や管理の
評価を受けるわけですから、双方ともに緊張を強いられていることでしょう。
これはこれで必要なことですが、
部下の本音の思いを知るには、不十分です。
(...いや、日々部下と話しているから、
よく知っているよといわれる方もいらっしゃるでしょうが...)
なぜなら、面談の主導権は、誰にあるか?
―それは、上司だからです。
部下の本音の思いを知りたければ・・・
―部下に主導権のある面談が、必要です。
面談となると1対1でどこかの会議室を用意してとなりますが、
これでは元の木阿弥です。
場所はリラックスできるところがいい。
会社から離れた場所の方がいい。
就業時間内の方がいい。
営業などで同行した場合などは、出先のコーヒーショップでもいい。
朝からではない方がいい。
......と考えていくと、昼休み、ランチタイムが、いい。
主導権、主役はあくまでも部下であることを忘れずに。
最近どう? そうなんだ。 それからどうしたの。へぇえ・・・。
上司の意見は言わない。
部下の話を待つ、相槌を打つ、待つ。
しばらくするとボチボチと最近気になっていることなどを話し始めます。
なぜなら、そこにいつもと違う上司を発見するからです。
聞き役に徹している上司。
部下は気を楽に持ち、話し始める。
部下の変化です。
部下の変化の仕掛けを作ることは、
自分の変化の仕掛けを作ることにもつながるといえます。
ランチ面談・・・いかがですか?