青柳 教恵「ヒューマンコミュニケーション術・・・会話の力」
青柳 教恵(あおやぎ みちえ)
株式会社アクア 代表取締役/人材育成プランナー/ビジネスコーチ
日本航空株式会社客室乗務員として、部下乗務員の指導育成に携わり、14年間乗務。現在、顧客満足を高めるコミュニケーション術・人を育てるビジネスコーチングを研修と講演を通し広めている。
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Vol. 100 『うまく伝える』
(2009年06月10日)
新幹線がホームに入り、指定された車両を待っていると修学旅行らしい大勢の学生がずらっといます。
まさか、ここが指定された車両? 何かの間違いでは...?
駅の窓口では「通路側のお席をお取りしました」と案内があったことがよみがえってきました。
いぶかりながらも車両に乗り込むと同時に、3人の女性が現れ、席を移動してくれ、教員の席に行ってくれとまさに指示をされました。
あっけにとられていると、これは鉄道会社が悪いのである、鉄道会社が欠席した学生の席を販売していたので、あなたは学生がいる席の中に座ることになった、私たちは別にいいのだが、あなたのために言っている、他の人にも教員が座っている方に移動してもらった、あなたがよければ別にいいのだが、私たちはあなたのために言ってあげているのだと、まさに学生に指示を出しているかのようにでした。
人は、突然見ず知らずの人から指示を出されると、抵抗をしようとするものです。それが例えば制服を着ている鉄道会社の人であるとか、旅行会社の添乗員であるとかであれば捉え方は異なっていたように感じます。
あるいは、「申し訳ないのですが」などというひと言が、その方たちの第一声にあったとしたら、それらを受け止めるアンテナを出すことができたと言えます。
聞く耳を持ってもらえる環境を作るということは、安心感を持ってもらえる環境を作るということです。
まずは、
・自分の気持ちを伝える言葉を最初にいう。
・少しやわらかい表情をする。
・早口でまくし立てない。
そして、
・「上から目線」で言わない。
・「あなたのために言っている」と押し売りをしない。
・自分のプライドをおく。
・聴く耳をもって聴く。
などが挙げられます。
話し方の癖というものもあります。
仕事柄からくる話し方の癖というものもあることは、間違いないでしょう。
時々私たちは、自分の話し方というものを見直してみる必要が、ありますね。
定年を前に通訳ガイドに挑戦し見事合格した友人から、
ホタル鑑賞の夕べという案内をもらいました。
久しぶりに自然の中に身をおきたいと思いました。
時はすでに6月です。