生井 利幸(なまい としゆき)
生井利幸事務所代表
11年の海外生活において主にアメリカの大学で教鞭を執る一方、在ニューヨークの企業を中心に法務・経営・ビジネス戦略に関するコンサルティングを行う。帰国後は、作家として多方面において執筆・講演等を行う。
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Vol. 68 『一日に一回、「思索の時間」を持っていますか』
(2010年02月10日)
毎日、忙しいビジネスライフを送っていると、一週間、あるいは、一ヶ月があっという間に過ぎ去っていきます。
普通のビジネスパーソンの場合、「一週間」といっても、実際に仕事をするのは、週に5日間。毎週、5日間、会社で働くわけですが、それを4回繰り返せば、それだけで一ヶ月という期間になります。さらに、その一ヶ月を12回繰り返せば、それで丸一年が経過するわけです。
さらに、一年を10回過ごせば、それで10年。10年を3回迎えると30年になります。
例えば、現在、30歳の人の場合、30年経てば60歳。人間の仕事人生というものは、"こんなにも短いもの"であるのです。
以上のことは、当たり前といえば当たり前のことですが、実際は、このことの意味について自分なりにしっかりと考え、迎える一日一日を丁寧に生きている人はそう多くはないのではないでしょうか。通常、私たちが「時間の価値」、そして、「人生の短さ」について、深く、そして、真剣に考えるのは、何らかの重い病気にかかったとき、あるいは、高齢者となったときではないでしょうか。
読者の皆さん、毎日、「自分の人生」について思索する時間を持っていますか。
人間の人生は、長いようで、実際は、あっという間に終わってしまいます。「人生は短い」、だからこそ、迎える一日一日をできるだけ有意義に過ごし、自分にとって価値ある人生を歩んでいきたいものですね。
そこで、今、皆さんにご提案します。毎日、どんなに忙しくても、一日に一回は、「自分の人生について思索する時間」を確保してみてください。一日、30分でも、あるいは、15分でも......。
日々の生活において、
1)「朝、少しだけ早く起きて思索する時間を持つ」、
あるいは、
2)「夜、寝る前に静かに思索する時間を持つ」
など、少しだけの工夫で、「思索する時間」を確保することができると思います。
日中の雑踏から離れて、毎日、30分でも15分でも、「静かに、そして、落ち着いてじっくりと思索する」という時間を持つことにより、さらに「時間の価値」についてしっかりと考え、より有意義な形で自分のビジネスライフを謳歌できると思います。
毎日、少しだけの時間でも思索する時間を持てば、時間の価値に目覚め、「日々、生きる」ということに感謝するようになるでしょう。感謝する心を基盤として毎日仕事をすると、「よりクオリティーの高い仕事」をすることができるに違いありません。