和田 裕美「相手の心をつかむ、コミュニケーション術」
和田 裕美(わだ ひろみ)
株式会社ペリエ 代表取締役
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、プレゼンしたお客様の95%から契約をいただく圧倒的な営業力で日本でトップ、世界142カ国中2位の成績を収める。現在は多業種での営業組織作りに携わるほか、多数のビジネス書を執筆。ビジネス書においては異例ベストセラーとなっている。
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Vol. 5 『愛されキャラになる』
(2008年08月15日)
話していてなんだかしっくりこない人がいます。
いちいち相手を不快にしてしまう言葉をついつい使ってしまう人もいます。
自分の話ばかりして相手の話を一切聞かない人もいます。
むすっとして態度の悪い人もいます。
その人が地位をもっていたり、有名だったりお金もちだったり、頭がよかったとしても、人としてはなかなか好きになれないのが正直な気持ちだと思います。
このような人のなかには自分で自分の態度や言動に気づいてすぐに変わる場合もありますが、人に言われてもなかなか改善しない人が多いので、相手に変わってもらうことに力を注ぐより、こちら側の受け取り方を変えて、「まぁこういう人もいるのだ」といちいちイライラしてしないようにしたほうがいいと思います。
さらに、もっと相手を幸せにできるように思いやりを持って、自分の相手を受け入れる器を大きくする。
そうやって「愛されキャラ」になっていくことが好かれる人への道だと私は思います。
さて、人から好かれるということは人に媚びることではありません。好かれるということは一緒にいて楽しいと思ってもらえることです。(これは「和田裕美の人に好かれる話し方」でも書きましたが)
そのためには、
・聞き上手になる(人は自分の話を一生懸命聞いてくれる人が好きなので)
・相手を好きになる(人は自分のことを好きな人が好きだから)
ことが必要です。
聞き上手になるためにいろいろなテクニックを学ぶ人もいますが、心がこもっていない態度はどこか空々しく感じられます。相手に興味を持って心から相手を受け入れて、相手の話を熱心に聞けば、目に輝きが出るし、あいづちの声にその思いがこもります。
また目の前の人がなかなか好きになれなくても、心のなかで「きっといいとことがあるはず、私はきっと好きになれる」と信じて相手を見つめると、あなたの目に優しさがあふれて態度の悪かった相手がだんだん笑うようになったりもします。
人と接する時は、自分の得をちょっとわきにおいて、目の前の人が自分と一緒にいるとき、幸せになってほしいと思うこと。相手の得になる時間を持とうと思うことが、なによりも伝わる方法です。
難しいことは何もないのです。
また、愛されキャラになるためには、自分自身が前向きであるということも大事な条件です。なかなか元気になれないときは、自分が「いいなぁ」と思う人をモデルにして、その人ならこんなときどんな笑顔で話すだろうかな、とイメージして真似してもいいと思っています。