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第三回 「コミュニケーション上手になって 人生を楽しく生きていく」
故 逸見政孝氏(元フジテレビアナウンサー)に学び、かねてからの夢だったアナウンサーとしての道を歩みながら、実家のお寺で僧侶としても生きる、妙慶さん。今は「華道作家」としても活躍しているマルチな才女です。
彼女の講演の魅力は、アナウンサーの優しい語り口調と、僧侶としての心や生き方のお話を混ぜて、聴講者が自分の身の丈で「ためになる。」と実感ができるお話ができるところ。豊富な人生経験から、引き出しも多く、聴講者の反応に応じて、柔軟に表情やお話も変えていきます。
今回のご講演は、サービス業界、フード業界数社の労働組合役員の集まりで、「楽しく働き、楽しく生きていく」ためのきっかけ作りになるようなお話、というご要望でした。
そのご要望どおり、人生を豊かにするために、自分を知ることをはじめ、実際の仕事現場でのコミュニケーションの取り方、生きる中で大切なことをお話になられました。その中でも、
「人の本性が出る時のお話」や、「間の大切さ」、「自分を冷静に見ること」を図を使いながら説明していた時は、皆様、熱心にメモを取られていたご様子。
ちなみに人の本性が出る時は2つあり、(1)腹が立った時と、(2)誰も見ていない時だそうで、信号無視も(2)の心理ですね、と分かりやすい例を挙げて話を進めていきます。
また彼女の講演で好評な「聞き上手・伝え上手」にも通じるお話がありました。
もしあなたが嫌いな人に「月がキレイね」って、話しかけられたらどう答えますか?
つい「何をがらにもないこと言ってるのかしら。」と素直に聞けないのではないでしょうか。

しかし大事なことは、その嫌いな人の月をさす「指」ではなく、「月」自身に目を向けること。と妙慶さんは話します。自分の都合でものを考えると、人の話が聞けなくなります。しかし、もしかしたらその「月」は本当は美しいかもしれませんよね。それを自分の都合でその人の嫌いなところを見て、「月」を見なければ、その人の話すことをちゃんと聞いてることにはならないんです。
その人の話す言葉の中を見ることが大切で、それが「聞く」ということにつながるそうです。「聞く」ということはとても難しくて、実は皆さんしっかり「聞く」という行為をしていないことが多いんですよ、と妙慶さんはお話してくれました。
そして驚きの「聞く」・「伝える」の技術は実際のご講演で、是非聞いて欲しいと思います。
コミュニケーションの本質を学ぶことができ、人間的な心の余裕が生まれますよ。
最後に、彼女の講演の中に出てくる素敵なメッセージをご紹介します。
「辛い」という字に隠し味を加えると「幸せ」になる。
だから、辛さを経験した後には、幸せになるんですよ。
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頑張る力、勇気が沸く言葉ですよね。
この言葉で、会場の方々が「ああ」という声を漏らし、納得の観がありました。
妙慶さんの講演にはそういった文字の面白さや、日本語の持つ美しさや意味等が散りばめられていて、「他の人に話してあげたい
」「教えてあげたい」情報が詰ってます。
ネットで法話を発信することで実家のお寺を建て直し、著名人から僧侶まで、数え切れない数の人生相談メールが届くサイトを運営する。たくさんの人の心の支えになる彼女の講演は、経営者層の方々〜新入社員、老若男女問わず、コミュニケーションや人生にお悩みを持つ全ての方々にお薦めできる講演です。
(2004年10月20日 株式会社ペルソン 無断転載禁止)
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