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『三流の一流』タイトルについて
最初はわかり難いかな?と思った。「三流の中の一流」っていえば、わかりますよね。『三流の一流』だとわからない人もいるんじゃないのか?すごく不安だったので、いろんな人に意見を求めたら、若い人たちに『三流の一流』の方がいいって評判でしたので、決めました。
一流が良いに決まっていますよ。世の中みんな、自分の子供には一流になってほしいでしょ。でも限られた人しか一流として認められないですよ。当然そうなんですが、そこに達しない大勢の人達の頑張り方を表現したかったんです。
―― キートン山田さんの教育方針、指導の姿勢について
とりあえず三流の一流を目指せ!ということですね。その中で、それぞれ自分でさらに上を目指せば良いと思うのです。自分の子供も含めて、あきらめが早い子が多いです。これは自分に叶わないなという調子で、あきらめてしまう。いいじゃないか、三流の中のでも一流を目指そうよ!その中でも“光れる”ことは素晴らしいことですよ。そういう頑張り方って大事じゃないですかね。
超一流をいきなり目指すのではなくて、まずはド素人ですから、三流の中でも一流になれればいいじゃないかという気持ちでそれなら自分にもできるかも、と思ってもらえればという気持ちなんです。完璧は難しいですよ。それで自信を無くしたら元も子もない。もったいない、三流の一流もアリだと自信をもってほしい。
―― 現在、キートン山田さんが一番熱中していることは?
僕もまだ三流の一流に到達してないわけで、たぶん一生涯そうだと思う。その中で、ちびまる子ちゃんも10年、これから先の、ナレーションやるのはあたりまえ、CMなどもこの年で良くやるなぁーということを見つけたい。現在企画の段階で進行中、CDを出す、歌あり、語りあり、まだまだ現役である事を、若い人にも見せていきたい。CD出すのも、僕の発案で、冗談半分の中で、誰かが喰い付いて来ないかなと思いつつやっています。売れる売れないではなくて、若い人たちとCDを作っていくことを一番挑戦したい。
―― CDは初めてですか?
初めてなんです。すごく怖いというか、不安というか、つくりあげる過程の中で、いろいろな人と出会いがあるのですばらしいこと。もちろん売れた方が良いね、やったぞ!という物をのこしていきたい。
―― CDが売れる売れないのほかに、仕事への不安はあるのですか?
いつもあります、考えたらきりがない。不安材料の方が多いでしょうね。僕に仕事が無いときに聞いたことでアメリカ人は走りながら考える、日本人は全部考えてから走り出す、どちらが良いか、走りながら考えているところがあるので、あまり立ち止まって考えないようにしています。残りの人生短いし、走りながら倒れようと思っています。
三流の一流の中で、若いとき(仕事が無いとき)金銭的にも相当ご苦労されてますね。電車も乗れず(運賃節約)歩いてスタジオまで行ってたんですね。自宅から浅草まで2時間半、朦朧としながら歩いていました。悩んでいる時に体を動かすことで救われますね。じっとしていると、悪い事が膨らむんですよ。土手の上を歩いたりすると、気持ちが晴れますよね、行動してわかりましたね。じっとしていても同じだし、電車賃もありがたさとかね(笑)同じことをもうやりたくないですよ、毎日戦いですよ。
多分独身だったらもうちょっと楽だったろうなぁ。育ち盛りの子供がいたり背負うものが沢山あった、ローンとかこれは逃げられない、かといって安全なサラリーマンに戻ろうか?とも考えたけど、自分の好きな仕事にこだわりたかった。仕事が無いつらさもあじわいました。壁にぶち当たってこの道しか無いという、決めることができました。
プロでありながら、カラオケが流行し始めた頃のカラオケ大会の司会は辛かった。自分に遊ぶ余裕がない頃だったので、仕事を楽しめることができなかった。食べていくために何でもやった。とても勉強になった。無駄になってない。
人生の先輩から苦労は買ってでもしろといわれたけど、苦労した人でないとわからないからね。子供たちに言っても出来ればしない方がいいじゃないと返事が戻ってくるよね。お金に返られないものが得られますよね。
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