koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME



 

講師の心.com > 講師マガジン 「人」 > スペシャルインタビュー パク・ジョアン・スックチャ

 

では、実際にワークライフ・バランスを考える上で、
  実現する形として考えられるものはありますか?

 そうですね。もっとメリハリをもって働くことですね。本人のためにも会社のためにも。毎日5時や6時に帰れと言っているわけではなく、やることはやるにしても週に何回かは勉強する時間や運動する時間、家族と夕食をとる時間を作ることをした方が良いと思います。例えば、結婚にしても熟年離婚や、年金問題、家にいる妻との関係さえ、仕事だけでは崩壊していくじゃないですか。釣った魚には餌をあげないみたいな状況を長くやっていると、結果的には良くないですよね。

日本と海外で働いた人が口をそろえて言うのは、日本の方が絶対に仕事量が多いということ。会議の長さとか無意味なレポート、といろいろとあるようですが。まずは組織が大きく変ることは出来ないので、個人それぞれが無駄をなくすよう心がける必要がありそうですね。

トリンプ・インターナショナル(株)の吉越浩一郎社長は、奥様がフランス人というのもあるかもしれませんが、ワークライフ・バランスに長けた人だと思います。 早朝会議や徹底的に無駄を省いてノー残業、夏休みには率先して休みを取り、3週間は奥様の実家である南フランスでゆっくり過ごすとか。「がんばるタイム」や「禁煙報奨」など、ユニークな取り組みのアイディアは、そういうライフの充実から生まれてくるんですね。

私の場合は、ワークファミリー・バランスです。子供が二人おりまして、小学2年生と6年生。夕食は家族全員で食べていますが、仕事と家庭の両立は大変ですね。朝5時には起きて、ジョギングで自身の健康管理、仕事、毎日洗濯もご飯もありますからね。それでも、夫が週末は食事を作ってくれますし、男女共同参画という言葉もあるように、女の人一人じゃ無理ですから、夫婦で協力してやることが実現の道かと思います。それでも毎日、時間は足りないです(笑)

そして、今は、ネットワーキング。仕事が忙しすぎて、会社内だけのネットワークになってしまうと、自分のキャリアも発想も範囲が限定されてしまいます。そういう時間も意識的に作るとなると、本当に時間管理は大切になってきますね。


時間管理ですね。それを行うのにしても、まず自分がどのような時間が必要なのか、
個人それぞれが自分自身と向き合う必要がありますね。

パク・ジョアン・スックチャ そうですね。やはり自分の時間の使い方を抜本的に見直すということと、自分がどうしたいかという部分を突き詰めていく必要があります。目標設定の面でも。

基本的に、ワークライフ・バランスというのは、「働きながら責任や要望を果たせる環境づくり」なんです。仕事だけをしていれば良かった時代から、働きながら、同時にいろんなことをしていかなければならない。そうすると今まで通りではどうしようもないので、そのやり方を個人個人が考えなければならないわけですね。

この間びっくりしたのは、1年で暗記力を高めて東京大学に合格した、という本が出ていたのですが、この情報化社会の中では知識の価値は下がっているんですよ。ただで簡単に手に入るものになってしまうので。
いまや、 人間の記憶力なんて、メモリースティック1本の方がよっぽど性能が良い。(笑)

つまり社会に出たら、情報をどう活用するか、という考える力の方が大切なんですね。
そういう意味でも個人それぞれが、まず自分のことから考える時間を作ることから始めなければ何も生まれないというのは確かですね。


−最後に講演を考えていらっしゃる方々にメッセージを頂けますか?

 働き方を変えるというのは、必ずしも職を変えるということではありません。個人それぞれが自己責任をしっかり考え、能力を高める努力をすること。そして人生全体を豊かなものにするために自主的に動くこと、これが重要なポイントだと思います。

個人も会社も伸ばしていくためには、まずは意識の変化から始める。変ることには不安もつきものですが、 私はよく「健全な危機感」を持ってもらいたい、と言っています。それは「怖い」という不安がる危機感ではなくて、「もっといい自分になりたい」というね。自分が変りたい、と思えばいつでも変れると私は思います。年齢や性別も関係なく。
あとはぬるま湯を出るのは自分ですから、自分で決めることですね。
「楽をして成長」なんて、絶対にできないですから。


動くも動かないも自分次第。そして、その意識を社員一人一人に芽生えさせることが、会社にとっても利益になるということですね。パクさんの講演は、いいきっかけ作りになりますね。
本日は貴重なお話をありがとうございました。


   (2006年9月1
日 株式会社ペルソン 無断転載禁止)

 

 1ページ目へ  2/2

 

講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2010 PERSONNE,Inc,All rights reserved