| 佐野: |
組織によって、いろんなタイプのリーダーがいるのは当然だと思うのですが、
不可欠の条件は何だとお考えですか?
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| 二宮: |
私は「解決力」だと思います。部下がリーダーを信用してついていく、というのは、リーダーが問題を解決できるからなんですよ。平たく言ってしまえば、小学校の先生は、生徒が解けない問題を解けるから生徒に尊敬されるわけですよね。それと同じです。
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| 佐野: |
ただ、学校の算数や英語の問題に比べて、現実の問題は解決に時間がかかりますよね。
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| 二宮: |
仰るとおりです。でも、その時間の中で「俺たちはうまくなっている」とか「強くなっている」という実感が持てればいいと思います。何かが良い方向へ動いている、というような。そのためには、リーダーは部下に対して、解決までの道筋や、選択肢を具体的に示せるか否かが重要になってきます。人間、納得ができないと反発を覚えますからね。
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| 佐野: |
あくまでも「選択肢」をいくつか示すことが重要ですね。さきほどの「悪いリーダー」の例でも出ましたが、1つのやり方しか説明しないと、それを押し付けることに繋がりますからね。
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| 二宮: |
1つのやり方を強要せず、かといって放任するでもなく、いくつか選択肢を与え、それと同時にトライするチャンスも与える。そこから本人が自分に合うものを選んでいけばいいんだと思います。
佐野さんがお考えになる、リーダーに不可欠の条件とは?
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| 佐野:
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僕は、やはり「相手を認めること」と「相手に認めさせること」の両方が必要だと思います。どちらが欠けてもだめ。リーダーといっても、最初から理想的なリーダーなどいませんし、「なるぞ!」と思って急になれるものでもない。ただ、部下としては、自分より明らかに実績のある人が自分を認めてくれると、その人についていこうと思います。だからまずは、リーダーの方から部下を認めることで、相手からの信頼を得ることができるのではないかと考えています。
<了>
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――対談開始から約1時間半近く、「リーダー」について熱いトークは続きました。
実際のお二人の講演では、ここに掲載しきれなかったさまざまなエピソードが登場し、
思わず「なるほど」と、メモをとってしまいたくなるようなお話の連続で、聴講者を飽きさせません。
スポーツから学ぶリーダー論は、ビジネスシーンにも通じるものがあるようで、
今までに多くの企業様から好評の声を頂戴しております。
●二宮清純への講演依頼はコチラ
●佐野慈紀への講演依頼はコチラ
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お二人とも、貴重なお時間の中、どうもありがとうございました!
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文:上原深音 / 写真:鈴木ちづる (2006年9月15日 株式会社ペルソン 無断転載禁止)
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