koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME


渡部 陽一のコラム「世界の戦場から平和を考える」
渡部 陽一
渡部 陽一(わたなべ よういち)
戦場カメラマン/ジャーナリスト

戦争の悲劇とそこで生活する民の生きた声を体験し、
世界の人々に伝えることに命をかけるジャーナリスト。
著書に、『世界は危険で面白い』など。
最近では、独特の語り口が話題となり、
バラエティー番組にも出演し、注目を集めている。

 渡部 陽一講師詳細プロフィール
講演を依頼する

Vol. 27 『戦場の英会話教室/アフガニスタンの英語事情』
(2010年06月18日)

 紛争が続いているアフガニスタンでは今、英語塾に注目が集まっている。首都カブールでは、次々と英会話の教室が開校されており、学校での勉強以外に塾で時間を過ごす子供たちが増えている。アフガニスタンは本来、ダリ語と呼ばれるペルシャ語ルーツの言語を公用語として話す。しかし町中で出会うアフガンの方々と会話をしてみると、多数の人たちが英語を使いこなしていることに気がつく。誰しもがこう語る。「英語をマスターすることが定職に就ける最大の武器なのです。」

  混乱するアフガニスタンでは、仕事を得ることは困難を極める。一般家庭の一ヶ月の収入は日本円換算で約4000円、定食屋で食事をすると一食300円はかかる物価の中では、この収入で家族を養っていくことは出来ない。そこで注目したいのはアフガニスタンに駐留するアメリカ軍の存在である。
2010.6-3.jpg実は、米軍部隊がアフガン人に様々な職種の雇用を提供している現状がみえる。事実、アフガン復興支援の為には米軍兵士だけでなくアフガン人の労働力が必要とされているのだ。米軍からの給料は平均の10倍以上。仕事のない住民にとって米軍からの仕事を得ることは、まさに家族全員生き延びるための最後の切り札となっているのである。そして、この職を得る為の絶対なる条件は"英会話ができること"。英語を話せることイコール定職を得ることを意味しており、子供たちはもちろん、大人までもが英語塾に殺到していた。

2010.6-1.jpg2010.6-2.jpg







2010.6-5.jpg 英語塾の先生は、自らの資材をなげうって教室を開校し、一人分の月謝400円を提示する。決して安くはないこの価格でも両親は子供たちを塾に通わせる。生徒たちは学校の終わった午後の時間から足を運び、アフガン人の先生から実践英会話を学んでいく。英会話をマスターすることが定職に直結することを生徒たちは理解しているので、授業中は真剣勝負そのもの。実際、生徒たちの英会話力をみると、日常会話は全く問題ないレベルまで誰しも到達しており、鬼気迫る集中力が語学力を大きく飛躍させていた。生き延びるために英語をマスターする、これがアフガニスタンでの英語塾の教育指針なのであった。

2010.6-4.jpg 2010.6-6.jpg




講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2012 PERSONNE,Inc,All rights reserved