koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME



  講師の心.com > 講師マガジン 「人」 > 川村透
 
 
川村透
川村透 講師プロフィール

「あなたは自分の力を
        信じていますか?」

川村 透(かわむら とおる)
川村透事務所 代表
・モチベーティブ・スピーカー
・翻訳家
・企画コンサルタント

 
Vol.40 「こだわるべきか否か?」

先日テレビの経済ニュースを見ていたら、いま、ものの売れ方が変わってきているという。以前は、富士山型で、ゆっくりじわじわと売れ、売れなくなるのもゆっくりだったそうだが、最近は茶筒型といって、急に垂直に売れ始め、そして売れなくなるのも突然そうなる、というのだ。

■納得するかどうかより…
その理由は、一昔前の人(昭和40年生まれ頃を境に)は「自分が納得しないと」買わない、いわばこだわるタイプが多かったのが、最近は「売れていると思うと、自分で判断しないでそれに飛びつく」人が多い、ということだった。
 「まあそんな人は少数で、ほとんどの人は自分でいいと思わないと買わないよ」と信じ込んでいた私は、これを聞き、かなりショックを受けた。なにしろ、そういった消費行動をとる人たちが、無視できないほどいる(いや、正確にはそちらのほうが多い)というのだから。
 僕のパラダイムは見事に崩れ去った。もう自分で判断する人が正しくて、そうでない人が間違っているとは言えない。むしろ、僕のほうが「変わってる、時代遅れ」と言われかねない。

■こだわりのない人たち
 たしかに最近「なんであんなモンが売れるの?」と理解できないものが多く目につくようになってきた。その理由がこれで明らかになった。要は、きっと皆、こだわっていないのだ、自分の価値観に。周りが持っている、売れていると「あ、自分も」とストレートに思うのだろう。自分の価値観にあえて照らし合わせない、という価値観。うーん、それもありか…。

■僕は超こだわり派
 僕は、新しいものにシフトするのがかなり遅い。やっぱり自分でいいと思わないとダメなのだ。そして気に入ったらずっとそれを使いたい。周りや流行なんてまったく関係ないのだ。
 たとえば携帯。僕はかなり最近まで携帯を持っていなかった(去年くらい)。都内はPHSで十分だったからだ。当時、携帯の月々の通話料は五千円以上で、高いと思ったし、別に携帯で写真をとったりメールをすることもないから、いらないと思っていた(ついに携帯にしたのは、PHSの会社が全国サービスができなくなってきたから)。
 あるいはスタバのコーヒーのパーソナルカップ。あれを持参すると20円割引になるのだが「コーヒーをプラスチックのカップで飲むなんて邪道だ!」とのこだわりがあったので、しばらくは「マグカップ」で飲んでいた(いまは20円に負けてプラスチックカップで「うまい」といっている邪道な僕がいるが)。

■こだわらないのが日本人?
 しかし、歴史を振り返ってみると、日本人は案外こだわらない民族なのかもしれない。古い建物も惜しみなく壊し、新しいのを建てる。いろいろな宗教、文化、食べ物を受け入れ、あたらしもの好きだ。実際、鎖国などなかったという新説もあるくらいだ。
 ご存知かも知れないが、ヨーロッパというのは意外と保守的である。イタリア人もそうだ。ミラノに住む日本人の友人が先日、ぼやいていた。「ウォッシュレットをイタリアに売り込もうと思うんだけど、全然ダメなんだよね。"そんなのいらないっ"て言うんだ。ビデなんかよりずっと効率的なのに」彼らにとっては「用を足したあとは手で洗う」のがこだわりなのかもしれない。

■事業もこだわり
 ビジネスも、大きく二つに分かれる。理念にこだわっている人とそうでない人だ。ある人は、自分の思いが形になったのが事業で、その理念の実現に全精力を傾ける。会社は自分の分身みたいなものだ。が、一方では、とにかく金儲けができればいい、儲かったら会社を売って、ほかのことをしようと考える事業家もいる。要はこだわっているところが違うのだろう。どちらが正しい、ということはない。どちらが好きか、である。

■こだわるべきか否か
 こだわるとは、ほかのものを切り捨てることだが、同時に深みも増す。一方、こだわらないとは、広く物事を吸収できるが、軸がはっきりしない。
 僕は日々、この狭間をいったりきたりしているが、いまのところの結論としては「つねに間口を広くとりながらも、その中で自分がいいと思ったものには徹底的にこだわろう」と思っている。新しい価値観は、ふれてみないとわからないし。
 さて、皆さんはこだわり派、それとも新しモノ好き派?

まとめ:こだわらない中に、自分のこだわりを見つけよう。




<川村 透講師のコラム バックナンバー>

Vol.39 「コーチングにできること 〜あるミスをした運転士ととの会話」
Vol.38 「ゲームで仕事を斬ってみる」

Vol.37 「海に散ったウインドサーファー」

Vol.36 「これっておかしいんじゃない?」

Vol.35 「凶は吉なり」
Vol.34 「あと一回」
Vol.33 「いまに見てろ」
Vol.32 「裏返し」
Vol.31 「20年前の自分に出会う」
 
Vol.30 「ミスしたときこそチャンス!」
Vol.29 「自分をRe-framingしてみよう」
Vol.28 「上司をコーチングしてみませんか?」 〜逆コーチングのススメ〜
Vol.27 「いまから遅すぎることはない!」 〜50代に学ぶ「すがすがしさ」〜
Vol.26 「組織でうまく動けなかった自分」
Vol.25 「形のない贈り物」

Vol.24 「何が私を変えたのか? 〜いまの自分で相手にウンと言わせる5つのヒント〜」

Vol.23 「コーチングで会話が変わる?」 

Vol.22 「可能性のドアをたたく」

Vol.21 「ワークショップで組織が生き返る!」 
 
Vol.20 「企画を通す喜び」 
Vol.19 「僕ってクレーマー?」
Vol.18 「倒れた父がはじめて見せた笑顔」
Vol.17 「人は変わらない」
Vol.16 「やると決めてからやる人、ただやる人」
Vol.15 「イアン・ソープの翻訳やらない?」
Vol.14 「こだわりがある人は、成功しない」
Vol.13 「人と自分を比べてしまうあなたへ」

Vol.12 「自分のプリンシプルを持つ」

Vol.11 「さあ何か、新しいこと始めよう」
 
Vol.10 「ALS患者から学んだこと」
Vol. 9 「コンプレックスは自分の原動力」
Vol. 8 「自分のものさしを持つ」
Vol. 7 「言葉があなたの人生を決める」
Vol. 6 「未来へ帰る」
Vol. 5 「小さく考える」
Vol. 4 「自分の論理よりその場の論理」
Vol. 3 「2つの悪い知らせ」
Vol. 2 「自信に根拠はいらない」
Vol. 1 「みなさんこんにちは。川村透です。」

 

講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2009 PERSONNE,Inc,All rights reserved