koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME



  講師の心.com > 講師マガジン 「人」 > 川村透
 
 
川村透
川村透 講師プロフィール

「あなたは自分の力を
        信じていますか?」

川村 透(かわむら とおる)
川村透事務所 代表
・モチベーティブ・スピーカー
・翻訳家
・企画コンサルタント

 
Vol.52 任せっきりにしない

 自分がはじめての、不慣れな場面に身をおくとき、つい自分の判断を横に置き、相手の言いなりになってしまうことがありませんか。病院の診察、海外旅行、詐欺事件もしかり…。
人って、そんなとき、普段持ち合わせている直感とか、判断力を失ってしまうのでしょう。今回は、僕が病院で感じた、任せっきりにしないことの大事さをお届けします。

■あやくうく医療ミス?

 サラリーマン時代には会社が検診をやってくれていたのですが、独立してからは健康診断とはだいぶ離れていたので、40歳を迎え、一度は全部調べておこうと思い、人間ドックに入りました。それも念入りに、1泊2日のコース。検査項目は、身長、体重、聴力、血液、便、尿、心電図、エコー、胸部レントゲン、直腸触診、内視鏡(いわゆる胃カメラ)、肺活量、眼科検診、内科の診察、大腸の内視鏡、オプションで脳のMRIもつけました。

 問題は、1日目の午前中に起きました。 
僕が用意された個室で待機していると、胃カメラをするときの麻酔のアレルギーテストか何かをするというので、1階の診察室に案内され、そこで2種類くらいの注射をちょっとだけ打たれました。そして、そのあと、病室に戻って休んでいると、今度は別の看護婦さんがやってきて、「じゃ、ちょっと薬のアレルギー反応を診るのにテストしますね」と言って、また注射器を2つ持ってきたのです。

僕は、(あれっ、なんかさっきのと似てるなあ)と思ったので、
「あの、さっき1階で似たような注射しましたけど」と言ったら、
「えっ、そうですか?ちょっと確認してきます」と言ったきり、その看護婦さんは戻ってきませんでした。

人間ドックというのは、多くの科を回るため、複数の看護婦さんがかかわるので、伝達ミスかなにかがあったのかも。仮に、その検査の注射を再度されていたとしても、特に大事には至らなかったでしょう。
しかし、僕はこのことで、「ああ、医療ミスってこうして起きるんだなあ」と感じたのです。
僕はたまたま、おかしいなと気づきましたが、これがお年寄りや、自分が何をされているかに、無頓着の方だったら、きっと気づかなかったでしょう。

また、こんなこともありました。
翌朝、看護婦さんが病室で採血をしたときのこと。注射針を刺して、血を採り、針を抜き、バンドエイドみたいのを貼り、「はい、じゃここ軽くおさえててください」と言って、看護婦さんは立ち去ろうとしました。僕の腕にはゴムバンドをされたまま。

はじめは「これって何かの意味があるんだろうな」と思ったのですが、ちょっと心配になったので、勇気をふりしぼって、看護婦さんの背中に向かって声を投げかけました。
「あの、このゴムはこのまんまで?」
すると、平然と「ああ、すいません」というのです。
そうです、看護婦さんも忘れるのです。しかも容易に。
相手が医者だ、看護士さんだ、といって、すべてを信じてはいけませんね。

 私たちには、次のような心理が働きます。
「相手はプロだから、間違いをするはずはない」(過信)
「変に質問したら、仕事の邪魔になるかもしれないから悪い」 (遠慮)

でも、いまの世の中、これまで確実、大丈夫と思ってきた権威や信用がガラガラと音をたてて崩れていっている時代。監査法人の不正、耐震偽装問題などを見れば明らかです。
なので、もうこうした過信や遠慮は禁物。
自分の身を守るためには、たとえ自分が無知な分野でも、相手を100%信用せず、自分がもっているコモンセンス(常識)と直感を働かせて、「自分で判断する」ことが大事だと思います。

 そのヒントは、少しのずうずうしさ、かも。

 たとえば、僕も人間ドックの検査結果について医者の説明を受けていたとき、医者がいう言葉を理解できませんでした。

医者「えーと、この値はプラスマイナスなので問題ないですから…」
僕「はっ?そのプラスマイナスって何ですか?」

検査レポートには、( )の中に+、−の記号が。そんなの素人には、意味不明です。お医者さんにとっては、当たり前のことかもしれないけど…。分かるまで食い下がって聞く僕に、その先生、確かに少し迷惑そうでしたが(苦笑)。

 最後に、余談ですが、皆さん、ぜひ人間ドックをたまには受けてください。また、半日や1日で終わる通常コースで「異常なし」って言われて、安心しないでください。僕は、何も知らずに、検査項目にたまたま入っていた「糖負荷検査※」というのをやったお陰で、「境界型糖尿病」の疑いあり、と言われてしまいました。空腹時の血糖値は正常なので、普通の検査では発見できなかったようです。甘いものがお好きな方や運動不足の方、ご注意を。

今月のメッセージ任せっきりにしないこと。ちょっとのずうずうしさが自分を守る

※糖負荷検査:甘いブドウ糖ジュース(サイダーみたいなの)を飲み、その後の血糖値の変化を計る検査。60分後、90分後、120分後と3回くらい採血をするので、時間も手間もかかる。




<川村 透講師のコラム バックナンバー>

Vol.51 「変わる!リーダーシップ〜魅力的なリーダーとは?」 特別編
 
Vol.50 「人はアウトプットしないと変わらない」
Vol.49 「最新現場レポート 〜実録<コーチングのススメ>」
Vol.48 「頑張ることより大切なもの」
Vol.47 「こうしてやりたいことを見つけた二人」 特別編
Vol.46 「やりたい仕事の見つけ方」
Vol.45 「ダイヤログ・イン・ザ・ダーク」
Vol.44 「<いい子>のままでいませんか?」
Vol.43 「本物に触れることの効用」
Vol.42 「犬の世界にもコーチング?」
Vol.41 「気働き」
 
Vol.40 「こだわるべきか否か?」
Vol.39 「コーチングにできること 〜あるミスをした運転士ととの会話」
Vol.38 「ゲームで仕事を斬ってみる」

Vol.37 「海に散ったウインドサーファー」

Vol.36 「これっておかしいんじゃない?」

Vol.35 「凶は吉なり」
Vol.34 「あと一回」
Vol.33 「いまに見てろ」
Vol.32 「裏返し」
Vol.31 「20年前の自分に出会う」
 
Vol.30 「ミスしたときこそチャンス!」
Vol.29 「自分をRe-framingしてみよう」
Vol.28 「上司をコーチングしてみませんか?」 〜逆コーチングのススメ〜
Vol.27 「いまから遅すぎることはない!」 〜50代に学ぶ「すがすがしさ」〜
Vol.26 「組織でうまく動けなかった自分」
Vol.25 「形のない贈り物」

Vol.24 「何が私を変えたのか? 〜いまの自分で相手にウンと言わせる5つのヒント〜」

Vol.23 「コーチングで会話が変わる?」 

Vol.22 「可能性のドアをたたく」

Vol.21 「ワークショップで組織が生き返る!」 
 
Vol.20 「企画を通す喜び」 
Vol.19 「僕ってクレーマー?」
Vol.18 「倒れた父がはじめて見せた笑顔」
Vol.17 「人は変わらない」
Vol.16 「やると決めてからやる人、ただやる人」
Vol.15 「イアン・ソープの翻訳やらない?」
Vol.14 「こだわりがある人は、成功しない」
Vol.13 「人と自分を比べてしまうあなたへ」

Vol.12 「自分のプリンシプルを持つ」

Vol.11 「さあ何か、新しいこと始めよう」
 
Vol.10 「ALS患者から学んだこと」
Vol. 9 「コンプレックスは自分の原動力」
Vol. 8 「自分のものさしを持つ」
Vol. 7 「言葉があなたの人生を決める」
Vol. 6 「未来へ帰る」
Vol. 5 「小さく考える」
Vol. 4 「自分の論理よりその場の論理」
Vol. 3 「2つの悪い知らせ」
Vol. 2 「自信に根拠はいらない」
Vol. 1 「みなさんこんにちは。川村透です。」

 

 

講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2008 PERSONNE,Inc,All rights reserved