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清水 克彦のコラム「頭のいい子が育つ親の習慣」
清水 克彦
清水 克彦(しみず かつひこ)
文化放送プロデューサー/江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師

文化放送の名物プロデューサーにして大学の先生。
独自の取材と論点で子育てから政治、自分を生まれ変わらせる方法まで、
目からウロコのトークが炸裂します。


Vol. 15 『「ア」行の言葉がけを大切に!』
(2010年06月15日)

 いつも、子どもを伸ばすためにパパの力がいかに大切かを話しているので、今度はママ力について述べてみよう。

 子どもを素直な子にするには、ママの日頃の言葉がけがとても大切になる。何気なく発した言葉が、子どもの心を躍動させることもあれば、傷つけてしまうこともあるからだ。

 私はこれまで、ラジオの仕事を通じて、あるいは、受験事情を取材する中で、多くの小学校を訪問してきたが、子どもたちに「ママから言われて嬉しかった言葉」を挙げてもらったところ、「ありがとう」「いい子だね」「うまくなったね」「えらいね」、そして「面白いね」といった言葉が並んだ。

 見てお分かりのとおり、いずれも「ア行」で始まる言葉だ。これらの言葉は、子どもにとって、(僕は認められている)(私は受け容れられている)と感じる言葉で、心の中に大きな○(=自信)がつく言葉なのだ。

 ママがこれらの言葉をたくさん使えば、子どもの情緒は安定し、自己肯定感へとつなげることができる。一般的に、「ママ=優しい、パパ=厳しい」というイメージがあるが、子どもの側からすれば、いつも小言を言うママは厳しく、パパは優しいというのが実態に近い。それだけに、いつも身近にいるママが、「ア」行で始まる言葉がけをすると、子どもは嬉しく感じ、ママに評価された自分自身のことを好きになる。そして、自分を大切に思ってくれているママのことも、より深く愛するようになる。このことが、子どもを素直な子へと導くのである。

 子どもを伸ばす基本は、素直な子に育てることだ。素直でないと周囲のアドバイスを受け容れないので、伸びるはずの芽を摘んでしまうことになりかねない。是非、ママの習慣として「ア行」の言葉がけを励行し、子どもを素直な性格に育てたいものだ。




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