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清水 克彦のコラム「頭のいい子が育つ親の習慣」
清水 克彦
清水 克彦(しみず かつひこ)
文化放送プロデューサー/江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師

文化放送の名物プロデューサーにして大学の先生。
独自の取材と論点で子育てから政治、自分を生まれ変わらせる方法まで、
目からウロコのトークが炸裂します。


Vol. 16 『他人の前で、わが子をほめよう』
(2010年07月15日)

 子どもを伸ばす鉄則の一つは、第三者の前で子どもを悪く言わないことだ。
「あら、大きくなったわねえ。さぞお勉強もできるんでしょう?」
などと聞かれた際、「いやいや、それがからっきしダメで」とか、「図体ばかり大きくなって、デキは悪いんですよ」などと、子どものことを悪く言うケースはままある。

 親からしてみれば、それは謙遜の意味であっても、子どもは目の前で自分を悪く言われると、そのまま受け取ってしまい、深く傷ついてしまうのだ。

 第三者から「しっかりしたお子さんですね」と性格をほめられたときも、
「そんなことないですよ、もうホントわがままで」
などと言ってしまうと、子どもは、大人特有の外面と内面を区別できないため、(ママはそんなふうに思っているのか)と額面どおり受け取り、孤独感や屈辱感までを味わうことになりかねない。

 私は、子どもが第三者からほめられた場合、必要以上に謙遜するのではなく、「ありがとうございます」と返すべきだと思っている。
「親バカかもしれませんが、本当にいい子なんですよ」

 このように言葉で示したほうが、子どもは勇気づけられる。自分のことをきちんと見てくれているママの言うことは素直に聞き入れ、自分が持っているものを、ためらうことなく表に出すようになるはずだ。

 わが家では、第三者が娘に、「あら、賢そうなお嬢さんね」などと言ってきた場合、
「勉強も運動もなかなか頑張る子で、私にとっては自慢の娘です」
と返すようにしている。その結果、ママっ子でありパパっ子でもある今の娘になった気がするので、人前で子どもをけなさない、むしろほめる習慣を持っていただきたいと思う。




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