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清水 克彦のコラム「頭のいい子が育つ親の習慣」
清水 克彦
清水 克彦(しみず かつひこ)
文化放送プロデューサー/江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師

文化放送の名物プロデューサーにして大学の先生。
独自の取材と論点で子育てから政治、自分を生まれ変わらせる方法まで、
目からウロコのトークが炸裂します。


Vol. 17 『子どものウソには種類がある!』
(2010年08月12日)

 子どもの言動には何らかのメッセージが込められていることがある。言葉に出てくるメッセージとしては、ウソが代表格だ。
 ウソをつくということは悪いことではあるが、単に子どもがウソをついたことを叱るのではなく、その背景には何があるのかを嗅ぎ取ってほしいのだ。

 実際、子どもがつくウソにはさまざまな種類がある。一つは「自分の失敗や間違いをごまかそうとするウソ」、それから「自分のかなわない願望を事実のように語るウソ」、それに「ママやパパの関心を引こうとつくウソ」だ。

 このうち「失敗をごまかすウソ」は、私自身も幼い頃に経験したウソで、子どもがつくウソの中でも頻度が高い部類に入る。親が、子どもに「頭のいい子であること」などを求めすぎると、子どもはその期待に添えない結果が出た場合、何とかそれを隠そうとする。ダメな部分を親に見せたくないという意識が働くからだ。

「クラスの子、みんな、逆上がりができなかった」
「満点を取った子は一人もいなくて、みんな僕と同じ五〇点くらいだった」
 子どもにこんなウソをつかせないようにするには、「努力していれば、今度はきっといい結果が出る」というメッセージをママが伝えてあげることだ。

 二つめの「願望をウソで事実化する」も、よくあるパターンで、クラス全員ができたことを、自分一人ができたと得意気に語ってみたりするのは、その代表例だ。この場合、ウソだと判明したとき、そのことはきちんと叱ったうえで、
「そうか、一番になりたかったんだね。じゃあ今度は努力してホントに一番になろう」
 このように、ウソを子どもの本音ととらえ、その思いをママも共有してみよう。

 三つめの「親の関心を引くウソ」は、「お腹が痛い」というふりをしたり、「ものがなくなった」と騒いだりすることで表すことが多い。どんな場合でも、淋しさや怖さなど不安からつくウソが多いので、ママは子どもとの時間をできるだけ多く持ち、「ママはいつもそばにいるからね」というシグナルを明確に子どもに送ろう。




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