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榊原 貴子のコラム「美塾~セルフディレクションの法則」
榊原 貴子
榊原 貴子(さかきばらたかこ)
ファッション&カラーコンサルタント

個人に合う色に基づいて、メイクからファッションに至るまでパーソナル・ブランディングを提案。女子プロゴルファーの横峯さくら選手へのカラーコーディネートでも注目される。
>> 5/12(木)から「魅力を高めるカラーセミナー」開催!

 榊原 貴子講師詳細プロフィール
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Vol. 8 『人に差をつける「アクセントカラー」の演出』
(2009年12月04日)

 秋冬はトレンド要素を含め、ダークカラーを選んでしまう機会が多くなると以前にお話しましたね。
 ダークカラーのファッションは、フォーマル感があり、落ち着きもある上、コーディネートが楽です。
 でも着こなしを間違えると、没個性のユニフォームのように見えてしまう欠点もあります。

 そこで今回は、人とはちょっと違った私を際立たせる「アクセントカラー」での演出を考えて みましょう。
 まず、効果的なアクセントを添えるためにファッションの核となる配色のバランスをご紹介します。
 以前から失敗のない着こなしには、使う色を3色以内に抑えることが鉄則といわれてきました。
 この3色を「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」と呼びます。

 ベースカラー...これはファッションのなかで一番面積の大きい色です。例えばスーツやワンピースの色。全体の70%前後を占め、印象を決定する色になります。
 アソートカラー...2番目に面積の広い色。スーツのなかに着るシャツやインナーなど。ベースをひき立てながら全体のイメージをまとめます。25%~30%です。
 アクセントカラー...メリハリをつけたり、
最終仕上げのエッセンスとしてバランスを整える、イメージをひき締めたり緩めたりする効果があります。こちらは全体の5%くらいの割合です。

 アクセントにはネクタイやスカーフ、ショール、ブローチやジュエリー、アクセサリー、靴やバッグ...たくさんのアイテムがあります。
 これをベースやアソートになる色に上手く組み合わせることによって、派手になったり地味になったり。センスを良くみせたり、インパクトを強くするなど、与える印象に大きく作用するのです。

 例えば、黒のコートにグレーのマフラーはシャープでスマートな印象を与えますが、地味に見えることもあります。
 これは同系色のアクセントよる統一感で落ち着いた印象を与えていることや、グレーの持つ色彩心理で堅実さやバランス感覚が相手に伝わるためです。
 では同じ黒に原色のブルーや黄色、ピンクを使った場合。インパクトがありとても派手に見えますね。

 しかし、原色に白やグレーを混ぜたパステルカラーや、アイシーカラー(原色を薄めた色)、キャンディカラー(黄色みを混ぜた色)を合わせるとどうでしょう?
 強さは弱まりますがやわらかさや華やかな雰囲気になります。
 この理由は彩度(色の鮮やかさの程度)と明度(色の明るさをの度合)によるものです。強い色、鮮やかな色はインパクトを持ち、弱い色や鈍い色はイメージを中和したり、印象を弱めます。
 明度の高い淡い色はやわらかく見える効果がありますが、反対に明度の低い色ほど硬く感じるのです。

 このように色の強さや明るさによって印象が大きく違うことを理解していると、洋服の組み合わせが楽になりますよ。
 もう一つのポイントは、色のコントラストとグラデーションです。
 コントラストは対照的な色、強い色と弱い色を組み合わせてバランスを作ります。メリハや強さ、色彩心理でとくにアプローチしたい色を使うときにも有効です。
 グラデーションは同系色の明暗や強弱でコーディネイトする方法です。こなれた印象やおしゃれ感を作ることができます。

 そして最後に、アクセントによく使われる柄ものは、その柄の持つイメージがダイレクトに伝わると考えてください。
 例えば、小花柄やチェックはキュートやボーイッシュな印象、大きな花のプリントは華やかなイメージです。
 流行りの豹柄やアニマルプリントは、おしゃれな印象とともに、使い過ぎると派手派手しい感じになりますよね。

 色づかい上手は「おしゃれ上手の早道」です。
カラーコーディネイトを活用して、もっともっと素敵な自分を演出しましょう。




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