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Vol.13 「がんばるネタは、まわりにいっぱいある」
先日、ある方の講演を聞いて、ハッとしました。
「がんばるネタは、まわりにいっぱいある」というお話で、講演中、何度も泣きそうになりました。本当にそうだなあとつくづく実感したことと、いま、120%死ぬ気でがんばっているかと問われると、私にはまだまだ余裕があったから。
昔のことを思い出すと、実はイチバンきつかった経験が、イチバン楽しかった。前職の出版社時代に、夜、徹夜で原稿チェックしているときや、もう時間がないと半分泣きながら原稿を書いているとき、お昼を食べる暇もなく、吉野家で5分で牛丼を駆け込んでいた時期。どれもその時はとても気持ちに余裕がなかったけれど、今から思うと、とても輝いていた。充実していた。
ツライ経験て、なかなかできない。そのときの苦しみは、あとから思えば勲章になる。山登りをしているときはいつ頂上に着くか分からずただ上っているけれど、頂上についたときに思う。「ああ、あのとき、がんばっていたなあ。8合目あたり、辛かったなあ。でも楽しかった」と。人生もそんなようなものだなあと思う。あとから思えば、楽しいということが、今のツラさ、苦しさなのだと。
今、ちょっと苦しくても、3ヶ月後にはきっとそれが思い出に変わっていると思うと、結構楽しい。現在にいながら、未来の自分から今の自分のことを見てみると、客観的になれるのだ。がんばるネタは、まわりにいっぱいある。未来のために、いま、がんばってみようかな、と思う。
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