|
Vol.20 「“楽しい”んじゃなくて、“楽しむ”んだ」
先日、「私には夢がある」でAV男優の加藤鷹さんの講演会を開催しました。インタビューで初めてお会いしたときの、加藤鷹さんの第一印象は、「自然な人だなあ」ということ。いまを楽しんでいる様子が、とても伝わってきました。『しあわせなH、ふしあわせなH』にも書かれていますが、代々木忠監督が加藤鷹さんにこう言ったそうです。「男が女を操っていると思うなんて、おこがましいにも程がある。お前はくだらない価値観に縛られてきた、ただのエゴ男だ」と。代々木監督との出会いで、鷹さんの価値観がガラッと代わっていったそうです。
加藤鷹さんのイチバンの魅力は、すべての価値観を認めることだと、私はなんとなく思っています。「それもいいんじゃない?」というスタンスで、固定した考えを人に押し付けない。考え方に幅がある。そこで、「加藤鷹」という人間が、いままで何を感じて、どう生きてきたのか。本音の部分で語っていただきたいと思い、「私には夢がある」での講演をお願いしました。人とのコミュニケーション、相手を喜ばすことというのは、どんな場面でも誰しも必要になる話だと思ったからです。
加藤鷹さんのお話は、聞けば聞くほど、肩の荷が下りるような、さわやかな気分になりました。「楽しい」んじゃなくて、「楽しむ」んだというお話がイチバン心に残りました。たとえば、好きな先生の好きな授業だと、すごく短く感じる。苦手な授業だと、すごく長い。でも、50分という時間は、本当は変わっていない。変わっているのは、自分が楽しんですごしているか、楽しまずにすごしているかということ。同じ50分なら、いい過ごし方をしたいですね。
|