|
Vol.30 「あなたを動かしているパワーは何ですか?」
今日は『だからおまえは落ちるんだ、やれ!』を読んだ。代々木ゼミナールという予備校の古文の教師・吉野敬介さんの本だ。
私は昔から予備校の講師になりたいと思っていた。今、「私には夢がある」で開催している「人生予備校」は、大学受験生のためではないが、社会人のための予備校。社会に出てから、突っ走っていた自分を振り返って本当にやりたいことは何か、自分とは何なのかを考えるための場所だ。
予備校生(浪人生)は大学生でもなく、高校生でもない、そんなプレッシャーの中で、自分をちゃんと見つめ、自分の限界を広げる時期。ダメだダメだといわれるような受験生でさえ、本気でやって合格する。そのときの喜び、自分への自信、感動は計り知れない。
吉野さんは、「受かったのはオレのおかげじゃなくて、おまえががんばったからだ。でもその現場にオレがかかわれたことは、ほんとうにうれしい」と本の中で語る。その気持ち、とてもよくわかる。
人生予備校でも、たかが1ヵ月で、参加した人が見違えるように顔にイキイキ感を取り戻したりする。人ってこんなに変わるんだぁと発見がある。
そんなとき、変わったのは本人のチカラだなあと心の底から思うし、その期間をたまたま私たちが一緒に過ごさせてもらえたような気がしている。ちょっとのキッカケで、人ってものすごい変わる。本人がやるかどうか、そのタイミングが来ているかどうか、なのだ。
以下、本からの抜粋。
「テクニックとか、気分転換法とか、やる気の出し方とか、そんなことは、ごくごく小さいことでしかない。そんなことばかり気にしているから、肝心の『自分』がなくなってしまう。それよりも、自分を動かしているパワーは何なのか、自分は何がほしいのか、それを確認することのほうが、はるかに大事だ。これがわかってるヤツは、受験なんてくだらないものの先にある人生を、自分で切り開けるヤツだとオレは思う」
あなたを動かしているパワーは、何ですか?
|