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Vol.38 「いっぱい泣いて、いっぱい笑うのは、生きているしるし」
「おにいちゃん、いっぱい泣いて、いっぱい笑うのは、生きているしるしなんだって!」
上記の言葉は、アニメーション映画「もも子、かえるの歌がきこえるよ」の中の、小学生のもも子の言葉。もも子は、障害を持って生まれ、難病で酸素ボンベが手放せず、鼻にチューブを付けて生活している。障害を持った子は感性が豊かだといわれるけれど、こういう言葉を発するもも子ちゃんというのは、とても素直で素敵だなあと思った。
先週末の弊社主催の志村季世恵さんの講演でも、志村さんは語っていた。「お天気のいい日に、窓を空けたらつい思ってしまう。『あ、お洗濯しなきゃ!』って。でも本当は、今日も気持ちいいなあって空の青さをちゃんと感じられる人に、なりたいですよね」と。
生きているしるしは、目の前の普通のことに最大の感受性を持って、感じながら生活できるということなのかもしれない。どんなにお金持ちになっても、時間を自由にコントロールできても、部下がたくさんできても、得られない満足感て、ある。道端に咲く小さな花を、あたたかい気持になりながら、立ち止まって見られる感性を、忘れていないだろうか。
いっぱい泣いて、いっぱい笑ってますか?
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