|
Vol.49 「怖さ100倍、楽しさ1000倍」
飛行機が高く飛ぶには、より高い抵抗が必要なのだそうだ。高く飛べば飛ぶほど、抵抗は大きくなり、上に向かうチカラも大きくなる。
これを聞いて、人生も同じだなあと思った。人は、大きな抵抗を目の前にして、それを乗り越えるときにこそ、大きく成長するから。つまり、何かをするとき、恐怖を多く感じれば感じるほど、高い目標にチャレンジしているしるしなのだ。
最近、チャレンジしているだろうか。心臓がバクバクするくらいにぎりぎりのことに挑戦しているだろうか。ぬるま湯につかっていないだろうか。チカラを余して生活していないだろうか。もっとがんばれるのに、手を抜いている自分を横目で見ながら、でもそれを見ないようにしている自分がいないだろうか。
最近、妹の彼が、富山から状況してきた。10年間、トラックの運転手をしていたが、自分が本当にやりたいことは車磨きの仕事だということに気がつき、31歳にして転職するために、すべてを捨ててきたのだ。この1ヶ月、彼はすごかった。まったく無職だったのが、雑誌でも有名なホテルオークラの地下で高級車専門の車磨きをしている、クリーン・エキスプレスの和田良治さんの下で、下積みをさせてもらえることになったのだ。
「給料いらないので働かせてください」と頼み込み、その必死さが伝わった瞬間、みんな感動で涙が出ていた。必死に何かを模索している瞬間て、人は輝いてる。そう、思った。私はそれをそばで見ていて、ウキウキした。自分はそんなチャレンジをいましているかといわれれば、ちょっと安全な位置にいるような気がした。
昔を思い出した。作家の中谷彰宏さんの編集がどうしてもしたくて、学生ながら単身上京してきたときのハラハラ&ドキドキ。目の前のことはまったくわからず、怖さ100倍。でも、楽しさ1000倍。
怖さの奥には、楽しさがある。怖ければ怖いほど、それを乗り越えたときの感動は大きい。大きな抵抗があるほど、高く飛べるから。
|