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「その夢はいつやるんですか?」

和田 清華(わだ さやか)

有限会社 私には夢がある 代表取締役

 こんにちは。「私には夢がある」という会社の和田清華です。
代わった社名ですが、オモシロイこと、やっているんですよ。
夢があるのに一歩踏み出せない人に、
勇気ある一歩を踏み出す「きっかけ」を作りたいと、私は思っています。
ちょっと元気を出したいときに、読んでみてください。


Vol.65 「チャンス」

 「チャンスは突然現れる」とか、「目の前にチャンスはいつもある」とか、チャンスについて、いろいろ言われているが、なんとなくわかりそうでわからなかった。

だって、それが目に見えるものなのか、見えないものなのか、「今だ!」と気づくものなのか
その、一般的に言われるチャンスというものに、つかみどころがないから。

チャンスって何なんだろう。昨日、電車に乗りながらぼんやり考えていた。私にとっての、今までに訪れたチャンスとはどんなものだったのだろうか、と。

一番に思い出したのは、藤原和博さんの本を編集しているとき、あまりにもひどい原稿だと怒られ、もう企画がダメになりそうなときに最後にもう一度話したあのとき。本の出版を考えていたけれど、なかなか前に進まない。このままやめようか・・・、そんな雰囲気だった。

そのとき、「で、和田さんはどうしたいの?」と聞かれた。私は自分がなぜその本を出したいのか、どんな意義を持って作ろうとしていたのか、どんなメッセージを誰に伝えたいのか、どこまで藤原さんにほれ込んでいるのか、などを話した。すると、その思いが伝わったのか、新しい原稿を足して出版しようということに話がまとまったのだ。

今思えば、あの問いは、チャンスをいただいたのだと思う。藤原さんが、チャンスをふってくれた。話を聞かずになかったことにすることもできた。そんな中で、「あなたはどうしたい?」という問いは、「あなたに盛り返しのチャンスをあげよう」ということだったのだ。

チャンス。確かに、それは目には見えない。でも、自分の意見を聞かれている言葉の中に、さりげなく隠れていたりも、するのだ。意見を聞かれる、自己主張する、提案する、企画する。チャンスとは、自分の意思表示をしてこそ、寄ってくるものなのかもしれない。

私が就職活動で東京にきて、出版社に自分を売り込みに行くときのように、積極的に取りに行くことが、チャンスとばかり思っていたけれど、そんな大それた自分で作るチャンスじゃなくても、いろいろあるんだなあと、昨日は思った。

いま一緒に働いていて、右腕となっているスタッフは、私からの「会社一緒にやる?」や、「社長やる?」という問いかけに、すべて「うん、やる」と即答した。それが、意思表示であり、チャンスをゲットした瞬間なのかなとかも、思う。チャンスは誰かが投げかけてくれていることが多い。

自分の意志を表示する。それが、チャンスをものにするためのまず最初の段階なんだろうと、思った。


<和田 清華師のコラム バックナンバー>

Vol.64 「人に何かをすること」

Vol.63 「若い頃の自信は、勇気」
Vol.62 「頼まれごとは試されごと」
Vol.61 「100考えて、1行動する」

Vol.60 「同じ言葉も、誰が語るかによって違う」
Vol.59 「腹を据える」
Vol.58 「いろんな一歩の踏み出し方」
Vol.57 「強いって事は、泣かないことじゃない」
Vol.56 「こう思おう」
Vol.55 「砂時計のように仕事を片付ける」
Vol.54 「あとで決める勇気を持つこと」
Vol.53 「できないことに執着しない」
Vol.52 「行動するときの判断基準を変えてみる」
Vol.51 「行動するときの抵抗力のわけ」

Vol.50 「藤原流、クレジットレベルの高め方」
Vol.49 「怖さ100倍、楽しさ1000倍」
Vol.48 「想像力の使い方」
Vol.47 「想像力過多の人ほど怖がり、という法則」
Vol.46 「恐怖心で萎縮してしまう気持ちを乗り越えるコツ」
Vol.45 「アクションは最大の防御」
Vol.44 「行動力があるとは?」
Vol.43 「勇気を出して、一歩踏み出すということ」
Vol.42 「アクションは最強の防御」
Vol.41 「自分が自分でいるために」

Vol.40 「本音でぶつからなければ、あきらめる資格なんてないんだ」
Vol.39 「自分にだけは、遠慮しない」
Vol.38 「いっぱい泣いて、いっぱい笑うのは、生きているしるし」
Vol.37 「人生は、二度と始まらない」
Vol.36 「変えうるものを変える勇気と、その相違を悟るための知恵」
Vol.35 「そこに夢はあったのかね?」
Vol.34 「いのちの使い方」
Vol.33 「感謝の気持ち」
Vol.32 「実力あってのテクニック」
Vol.31 「忘れてしまっている、熱くなれるもの」

Vol.30 「あなたを動かしているパワーは何ですか?」
Vol.29 「本当のサービス」
Vol.28 「自分を見つける場所」
Vol.27 「小枝にしばられたゾウ」
Vol.26 「見えない意識の大切さ」
Vol.25 「しあわせはいつも、自分のこころが決める」
Vol.24 「中学生は、大人と子供の中間?」
Vol.23 「おいしいもの、食べてますか?」
Vol.22 「真っ暗な中で見えてくるもの」
Vol.21 「社員を育てる方法」

Vol.20 「“楽しい”んじゃなくて、“楽しむ”んだ」
Vol.19 「波動」
Vol.18 「自分の存在を確かめたい時」
Vol.17 「起業したい人へ」
Vol.16 「目の輝きがだんだん曇ってきたら」
Vol.15 「無関心を関心にしてほしい」
Vol.14 「出にくい店は、入りにくい」
Vol.13 「がんばるネタは、まわりにいっぱいある」
Vol.12 「起業しようとかなと思ったことがある人へ」
Vol.11 「部下のモチベーションが上がる方法」

Vol.10 「自分の夢が何なのか、分からない人へ」
Vol. 9 「やりとげたい夢がある人へ」
Vol. 8 「勇気の見せ所」
Vol. 7 「多くのピンチを経験し、チャンスへのアンテナを研ぎ澄ますこと」
Vol. 6 「一瞬の出会いを一生の出会いに」
Vol. 5 「言葉のチカラ」
Vol. 4 「みんなに流されないこと」
Vol. 3 「継続するチカラ、モチベーションの維持方法」
Vol. 2 「自分を変えるキッカケ作り」
Vol. 1 「あなたが動かなければ何も変わらない」
 
 

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