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Vol.85 「ペースダウンはしても、レベルは落とさない」
自分の中のバランスを考える時期がありました。
私はがんばりすぎるから、少し休憩しながら何かに取り組んだほうが
いいのではないかと思ったのです。
そこで、できる力の60%くらいで取り組んでみました。
でも、それだとなんだかすっきりしないことが多くて、
おかしいなあ、どうしたらいいのかなあと悩む日々が続いたのです。
でも、最近わかりました。「力を抜く」という気持ちが空回りして、
やることすべてに関して、均等に力配分をしていた自分に気付きました。
育児もそこそこ、仕事もそこそこ。
そこそこのバランスを均等にちりばめ、全体的なバランスを取ろうとしていたのです。
でも、私の場合、それは違った。
楽だけど、それでは成長しないとわかったのです。
容量オーバーになるくらいに抱え込んだら、そもそもの取り組んでいることの数を減らして、
その代わり、やると決めたことは100%本気で取り組むほうが、
私にとってはバランスが取れるのだなあと思ったのです。
ペースダウンはしても、レベルは落とさない。この意味がやっとわかったような気がします。
「人間の思考というのは、失敗を繰り返しつつ学習していくと、
必ず論理的で無駄の無い思考に収斂するのだ」と、何かの本に書いてありましたが、
失敗して学習するくらいに本気で取り組まないと、
無駄がはぶかれないのだと思いました。
そこそこの力でやったものからは、自分に負荷がかかっていないから、
学習しないし、得るものが少ないから。
マラソン選手も、走りこむうちに、だんだん自分が一番楽なフォームになっていくといいますが、
それは毎回本気でタイムを考えながら走っているからであって、
毎回80%の力で走っていたのでは、限界に達していないわけだから、
無駄な部分なんて、取れないのだと。
私のバランスを取る。
そのために、取り組むことをしぼり、それに全力をそそぐことに決めました。
ペースダウンはしても、レベルは落とさない。これです。
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