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「反骨の魂」
〜失った栄光から、メジャーリーグへの挑戦〜


今関 勝(いまぜき まさる)
ベースボールコメンテーター

武相高校をいじめにより1年で中退。翌年県立大楠高校再入学。しかし3年時に、高校野球連盟の規則により、試合に参加できず、クラブチームのウィーンベースボールクラブに所属。
その後NTT東京を経て、93年にドラフト3位で日本ハムファイターズへ入団。その後ローテーションの一角として活躍、96年にはオールスター戦にも出場、自己最多の11勝をあげた。
00年に日ハムを解雇され、野球を続けられる環境を探し、アメリカ独立リーグ(メジャーリーグの組織には属さない独自のリーグ)の球団に入団。昨年まで、メジャーリーグのスカウトの目にとまる事を信じ、ひたすら投げ続け、ローテーションの軸になりメジャー昇格も間近と思われたが、家族の事情でアメリカでの活動を断念し帰国。

現在は、日本のクラブチームで好きな野球を続けながら、「日本のプロ野球」と「メジャーではないアメリカ独自の野球」の両方を経験した事を活かし、講演、文筆活動を中心に、野球の発展に貢献していく。その厳つい風貌とは裏腹な、その心優しさ、そして純粋さに周囲は惹かれる。


Vol. 86 「伝え方は人それぞれ」

 何かを伝える時には、人それぞれに合った伝え方があります。伝える側にも色々な伝え方がありますが、聞いている側にも色々な受け取り方があるからです。伝える方法を多く持っている人は、少しでも多くの方に色々なことを伝えることができます。逆に、伝える方法が少ないといくら良い理論や意見を持っていても伝わる量が少なくなってしまいます。

 私たちコーチであれば、表現方法をいくつか持っていなくてはなりません。大前提として、自分の幹となるものと、伝える方法は持っていなくてはならないのですが、相手によって伝え方を変えることが出来なくてはいけません。伝える方法のほかに重要なのが、観察力です。いくら良い理論を持っていても、観察力を持ち、どう伝えていくかで相手に伝わるか伝わらないか決まってくるのです。

 難しいことを簡単に。
 相手の表情を見て話す。
 距離感を縮める。

 よく、「この子はレベルが低い」という言葉を耳にしますが、それは自分のコーチング能力のなさを認めていることになるのではないかと私は思っています。自分を客観的に見て、多くの方々に色々なことを伝えていけるようにしていきたいですね。




<今関 勝講師のコラム バックナンバー>
Vol.85 「戦力外通告」
Vol.84 「リーダーの資質」
Vol.83 「感動を呼ぶオリンピック」
Vol.82 「元気は元気を生む」
Vol.81 「感じることの大切さ」
 
Vol.80 「失敗してもいいんだよ」
Vol.79 「野球を通じた人間教育」
Vol.78 「野球シーズン到来」
Vol.77 「言葉には責任を」
Vol.76 「いざ東北へ」
 
Vol.75 「仕事をしていて嬉しいこと」
Vol.74 「目に見えないもの・目に見えない時を大切に」
Vol.73 「スポーツの秋・食欲の秋・読書の秋・芸術の秋」
Vol.72 「佐賀北高校 優勝」
Vol.71 「死の期限」
 
Vol.70 「言葉は暴力になる」
Vol.69 「野球指導 ―DVD発売」
Vol.68 「天然芝と人工芝」
Vol.67 「給食費滞納22億円」
Vol.66 「自然が人間の温かさをつくる」
Vol.65 「感謝の気持ちを忘れずに」
Vol.64 「人生の伝導師 美輪明宏氏」
Vol.63 「高校生の恐喝事件」
Vol.62 「いじめと自殺」
Vol.61 「息を吐くことの重要性」
Vol.60 「日本が狂いだしている」
Vol.59 「初心を忘れずに」
Vol.58 「何故日本代表が決勝トーナメントに進めなかったか?」
Vol.57 「子供の外遊び」
Vol.56 「スポーツ心理学」
Vol.55 「野球をプレーしていて良かった」
Vol.54 「数字を追って分かるもの」
Vol.53 「私の尊敬するスポーツ選手」
Vol.52 「プロとは何だ?」
Vol.51 「理想を持ち自分に暗示をかける」
Vol.50 「自分の人生は自分で選択する」
Vol.49 「常識って何だろう?」
Vol.48 「躾とは何なのか?」
Vol.47 「漫画ドカベンのような観衆」
Vol.46 「交流戦を振り返って」
Vol.45 「日本女子ソフトボール1部リーグに学ぶ」
Vol.44 「自信をもつために」
Vol.43 「交流戦から地元密着」
Vol.42 「スポーツ指導者の役割と理想像」
Vol.41 「甲子園を沸かした二人の監督」
Vol.40 「ドリームゲーム」
Vol.39 「メジャーを目指す一人の男」
Vol.38 「謹慎処分」
Vol.37 「準備(過程)」
Vol.36 「考え方で結果は変ってくるもの」
Vol.35 「出逢いと縁」
Vol.34 「北朝鮮の問題に見る国際社会の中での日本」
Vol.33 「最近の若者の犯罪のニュースを見て思う事」
Vol.32 「目的意識を持とう」
Vol.31 「天災に学ぶこと」
Vol.30 「良いパフォーマンスを出すために」
Vol.29 「自信を持って生きる」
Vol.28 「オリンピックを振り返って」
Vol.27 「家族愛で掴んだ銅メダル」
Vol.26 「アメリカで見た野球を支える人々」
 
Vol.25 「小泉首相と渡辺オーナー」
Vol.24 「緊張・不安を取り除く方法」
Vol.23 「長崎児童殺傷事件」
Vol.22 「不安と緊張」
Vol.21 「全日本女子バレーボールのチームワーク」
Vol.20 「野球は確率のスポーツ」
Vol.19 「ベテラン」
Vol.18 「済美高校の優勝に関して」
Vol.17 「二人の同級生」
Vol.16 「クラブチームの野球への挑戦」
 
Vol.15 「独立リーグに学ぶこと」
Vol.14 「いじめ」
Vol.13 「それぞれのキャンプイン」
Vol.12 「3年間のアメリカ生活」
Vol.11 「私の独立リーグ生活から見るアメリカ野球の良さ」
Vol.10 「2度目のAll-Star Gameを終えて」
Vol. 9 「自由と責任」
Vol. 8 「アメリカと日本」
Vol. 7 「夢に向かって」

Vol. 6 「開幕を前に」

Vol. 5 「母の死、そして誓ったアメリカでの活躍 〜独立リーグ奮闘記〜」
Vol. 4 「日ハム解雇 〜野球を続けるためには待っていてはダメだった〜」
Vol. 3 「日ハム入団 〜素質やセンスを気持ちでカバーする〜」
Vol. 2 「プロ野球目指して」
Vol. 1 「高校中退」

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