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Vol.
16 「クラブチームの野球への挑戦」
今まで、私は11年間プロ野球選手としての生活を送ってきました。
プロ入り前、社会人野球で2年間プレーしました。そしてさらにその前に、高校在学中にクラブチームでプレーをしたことがあります。
これから私は、講演、野球教室、メディア等の活動をしながら、クラブチームの野球を始めます。それは本当の意味で、クラブチームでプレーすることを意味します。
クラブチームとは、他の職業を持ちながら、自分たちでお金を払い、そして趣味として硬式野球をプレーすることです。
このクラブチームは、軟式の草野球とは違い、高校や大学である程度のレベルでプレーした選手が多く、なかには社会人野球の経験者もいます。
クラブチームでプレーする選手は、職業として繋がっているわけではないので、純粋に野球で繋がっています。一生の球友になり得ます。また過去の実績などは関係なく、現在の力で勝負していくので、これからの私の野球人生には大変魅力のあるものです。
今までは毎日練習していたものですから、週に1度の全体練習には少々不安があります。他の活動をしながら、自分でトレーニングをする過酷さ。どうやって試合で力を出せるような体を作っていけば良いのか・・・・・・・。私には初体験になります。
今までのプロ野球との違いのひとつに、すべての大会がトーナメント制での戦いになります。試合内容が良くても、負けてしまっては意味がないのです。必ず勝ちあがっていく野球をしなければなりません。趣味としての野球といっても、やはりやるからには勝たなくては楽しくありません。しっかりとした練習も必要になってくると思います。
そうはいいながらも、あくまでも他の活動があっての野球なので、何処でバランスを取っていいのか迷います。何故、私がプロとして引退したのに、ここまで野球を続けるかというと、やはり私は野球が好きなのです。辞められないのです。
これからクラブチームの野球の繁栄がない限り、野球界の発展もないと思います。現在の社会人野球は不景気のあおりを受け、次々と廃部・休部に追い込まれています。そのために企業野球が衰退してきています。
反対にクラブチームの野球人口は年々増えています。このようなことからも、これからのクラブチームの位置づけが大きくなってくるのです。
これからのクラブチームの野球に期待してください。
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