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Vol.
17 「2人の同級生」
桜も開花した関東地方。待ちに待った野球シーズンの到来です。プロ野球はオープン戦が続いていますが、社会人野球神奈川支部大会が始まりました。
社会人野球では、30歳を超えると引退の2文字がちらつき始めます。会社は野球が終わった後の仕事の事を考え、体力的・技術的に余力が残っていても、野球に関しての肩たたきが始まります。
今回の神奈川支部大会では、クラブチームが10チーム、企業チームが4チームの出場になっています。クラブチームは、自分たちでお金を払って野球をやっているので、年齢での引退はありません。先日、大会を観戦しに行った時、2人の同級生の選手と出会いました。
1人目は、神奈川相洋高校から駒澤大学、その後社会人JR東日本でプレーした、マルユウクラブ所属の藤嶺典優選手です。高校時代から、同じ神奈川だったこともあり、名前は知っていました。神奈川県の高校生の中で、注目の選手でした。
駒澤大学とは、私がクラブチーム・NTT東京でプレーしていたこともあり、オープン戦で対決したこともありました。その後、JR東日本で8年間社会人野球の選手としてプレーしていました。
その後、3年間プレーしていなかったそうですが、マルユウクラブが社会人野球クラブチーム登録をするときに誘われて、また硬式野球を再び始めたそうです。マルユウクラブは社会人野球で初の公式戦。藤嶺選手のホームランもあり、コールドで公式戦初勝利しました。
2試合目の三菱ふそう川崎戦は、前日に雨で順延のため仕事が休めず、欠場。敗者復活戦では三菱重工横浜クラブに負けはしたものの2安打。試合後、藤嶺選手は週1回のクラブチームの野球に変わって、「体が動かなくなったら、配球を読んでカバーしていけば打てる。」と語ってくれました。
2人目はWIEN BASEBALL CLUBの草野泰和選手。彼は東京大学でエース。その後、新日鐵大分(その後大分ハーキュリーズ、現在休部)で3年間社会人野球の選手としてプレーしました。その後、野球への情熱が失せることなく、クラブチームでプレーして7年目。週に1回の野球で、三菱重工横浜クラブ相手に負けはしたものの完投。30歳を越えて、クラブチームの選手が完投するということは、すばらしいことです。
彼の新聞でのコメントで、「体力は落ちてきても、やり方しだいで良い投球が出来るし、勝つことも出来る。」というコメントが載っていました。同級生として、彼らの言動・行動は見習うべきところがあります。
週1回でもやれる。出来なければ、他の方法を探す。言い訳をすることなく、結果を出していく。当然、社会人や大学のときに比べれば、成績も体力も落ちているのでしょうが。考えの違いで、結果はかなり変わってくるものでしょう。
同級生の有名選手たちとクラブチームでプレーしていることを誇りに思います。私たち45年生まれの選手がクラブチームの野球を盛り上げていけたらと思っています。
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