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Vol.
18 「済美高校の優勝に関して」
高校野球甲子園大会が終了しました。最終的には済美高校が優勝しました。済美高校が優勝するまで、5試合中4試合が1点差のゲームでした。選手の粘り気力も当然のことながら、上甲監督の采配が優勝の原動だと考えます。
済美高校は4年前までは女子高でした。その女子高が共学になり、同時に野球部が出来ました。創部3年で甲子園大会(全国高校野球全国大会)に出場することでもすごいことなのに、初出場で初優勝。誰もが想像もつかないすばらしいことです。
済美高校の今大会でのキーポイントは、東北高校戦でしょう。9回まで2−6でリードされていて、誰もが東北高校の勝利を確信していたでしょう。
2点を返し、2アウトランナーなし。ここでも東北高校の勝ちは誰も疑わなかったはず。1度ランナーが無くなると、流れが消え、点数が入る確立が減るのですが、そこから2連打。2アウト1・2塁。しかも2ストライク0ボール。ピッチャーの真壁君にも早く勝ちたいという、焦りがあったのでしょう。
2ストライクからど真ん中にカーブ。バッターが焦るくらいの甘い玉でした。それをバッターがファールにしたのです。普通はそんな甘い玉をファールにすると次は討ち取れるものです。しかし、次の球も同じように真ん中にカーブを投げ、ホームラン。9回に一気に5点取り、済美高校のサヨナラ勝ちです。
4球続けてカーブを投げましたが、1球真っ直ぐを投げる余裕があれば、それほど甘くなることもなかったと思います。キャッチャーもピッチャーもテンパッテいたのでしょう。
宇和島東で1度全国大会を優勝している上甲監督は、甲子園での勝ち方を知っているのでしょう。高校生は技術もさることながら、精神的な部分で発展途上です。そうなると精神的支柱になるのが、監督さんです。
監督の一挙手一投足を選手たちは、何気に観察してしまっています。監督さんが不安になれば、選手も不安になる。監督さんがどっしりしていれば、選手ものびのびプレーが出来る。高校野球では、監督さんの力というものがすごく重要になってくると考えます。
今回の甲子園大会は、私にとっても大変勉強になる大会でした。ピッチャー交代、もしくはゲームセットまで気を抜くことなく、きっちり野球をしていくことが勝つ確立をあげる要素だと思います。少しの油断が負けにつながってしまうのですね。
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