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Vol.
19 「ベテラン」
4月21日に中日の山本(昌)投手が、38歳で阪神相手に完封しました。4安打、8三振、1四球の内容でした。日本のプロ野球では、30歳を過ぎるとベテランと言われます。そう考えると山本投手は大ベテランです。
若い頃から、コントロールの良さと・緩急をうまく使い、勝ち星を増やしてきた投手です。今年の初勝利を完封で、そして通算161勝目の勝利でした。
「どれだけ開幕前に準備をしても、開幕前は不安なもの。白星がつくと今年も出来るかなと思える。」と山本投手のコメントが新聞に載っていました。大変うれしそうで、161回目の勝ち星とは思えないような笑顔でした。大ベテランでも不安はいつもつきまといます。
不安と言う言葉は、世間一般には弱気だとか、あまり良いイメージがありませんが、不安があるから練習が出来る。不安があるから準備が出来る。私はこう考えます。
試合に入ると、自信がなくては、3万人以上の観客が見る中で投げられません。それまでの練習や経験により自信は生まれてくるものです。経験は当然のことながらベテランのほうがあるわけです。
決してスピードガンの表示は速くありませんが、打者は山本投手の球を早く感じているはずです。それは投球術という、コントロール・緩急・打者との駆け引き・牽制球・守備力・間合いこのすべては経験から来るものです。
スピードボールを投げる投手の試合を見るのも楽しみですが、「何であのボールを打てないのか。」なんていう言葉が出てくる山本投手のピッチングも違う角度から見ると、上手いピッチングを楽しく観戦できると思います。
レベルは違いますが、私も山本昌さんのピッチングを見本にクラブチームの野球で頑張っていきます。
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