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Vol.
28 「オリンピックを振り返って」
オリンピックが終わり、2週間近くが経過した。毎日、日本選手がメダルを取るかどうかで一喜一憂していたのは、もうだいぶ前のことに感じてしまう。
柔道・レスリングの女性選手の活躍。水泳・体操・陸上の男子選手の活躍で、日本の金メダル獲得は16個だった。これは東京オリンピック以来の記録である。スポーツはその国の元気を示すと、他の国では言われている。最近の日本は元気のない国というイメージを持っていたので、大変うれしいことであった。
金メダルを多く獲得した日本であったが、そんな中、ある種目で銀メダルを獲得した選手の活躍が光っていた。彼は、子供のヒーローになりたいとオリンピック前に言っていた。41歳での銀メダル獲得。アーチェリーの山本博先生である。高校の教師として、教壇に立ちながら、オリンピック選手として活躍することは並大抵のことではない。
アーチェリーは動きが少ないからという人がいるかもしれないが、あの集中力・プレッシャーは、年齢を重ねていくほど厳しい競技であろう。それを41歳で達成した山本選手は、子供だけのヒーローでなく、中年男性のヒーローにもなった。
話は変わるが、去年まで私がプレーしていたアトランティックリーグには、メジャーの盗塁記録、四球の記録を持つリッキーヘンダーソンが44歳にして、メジャー復帰を目指し、プレーしていた。彼は見事、アトランティックリーグで結果を残し、7月中旬に見事メジャーリーグ(L.A.ドジャーズ)に復帰した。
彼の練習は年齢を感じさせない。また、彼が話した言葉で、「人間成長を求めることがなくなったときは、成長が止まる。成長する気持ちがあれば、年齢に関係なく成長することが出来るんだ。」と。これはすばらしい言葉であった。
よく、人生一生勉強だという言葉を聴くが、自分の限界を決めてしまうことが、人間誰しも多いかもしれない。それよりも、自分の無限の可能性を信じ、日々成長していきながら、大きな人間になっていきたい。私は彼らに比べれば、まだまだ若い。スポーツ選手としては負けてしまったが、これからの人生では、彼らに負けないように、日々勉強、成長をしていきたいと思う。
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