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Vol.
32 「目標意識を持とう」
ここ最近、日本野球界が揺れているが、何故ここまで問題が広がったか私なりに考えてみた。日本のプロスポーツで見習う組織がある。Jリーグである。
日本野球界とJリーグとでは、大きな違いがひとつある。Jリーグには理念(目標)があり、日本野球界にはそれがない。日本の球界は、その場限りで、今の利益だけしか考えていない球団が多い。1球団に依存し、球団として自立する気がまるでない。目標がなければ、方向が出てこないのは当然のことである。
前置きはこの辺に、今回は目標について、書いていこうと思う。
まだ、講演を始めたばかりの頃、専門学校の学生さんに、このような質問をされたことがある。
「夢と目標という言葉が良く出てきていましたが(講演で)、夢と目標の違いを教えてください。」その時の私の回答は、「夢は最終的に辿り着きたい事。自分がしたい事。目標は夢に辿り着くために、その前段階で通過しなくてはいけない事。出来るのか・したいのか・しなければならないのか。この3つが近くにある事。」
この定義があっているかどうかは、分からないが、自分はその時そう感じていた。
私の夢はプロ野球選手であった。高校も辞めている私が何故夢をかなえられたのか?
私は、プロ野球の選手に絶対に成るんだ、成れるんだと思って努力をした。またプロ野球選手になれると思い込んでいた。何の根拠もなかったのだが、心の底から信じていた。
このようなことを思い続けると、自然と目標が出てくる。その目標をクリアーしていけば、夢は近づく。プロになるという目標を何度も書き、周りからは無理だ・馬鹿だと言われながら自分を信じ、プロに行くんだと言い続けた。
目標・夢は、自分の成長で変わっていって、良いものだと思う。目標をプロ入団にしていたとしよう。目標をクリアーした時には、すぐに新しい目標が発生する。もし、目標が変わらない選手がいるのであれば、その選手は1軍に上がることなく、辞めて行くであろう。
夢に近い(達成するまでに時間を費やしそうな所)目標を立てたときには、自分にはその目標は無理なのではと考えてしまう。その時には、目標をさげ、その目標をクリアーした時には、次の目標に進むと考えれば良いのではないだろうか。
夢・目標は、物に書き、そして人に話す。これを繰り返して入れば、必ずそちらの方向に行くと私は信じている。夢・目標を持ち、張りのある人生を進んでいこう。
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