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Vol. 45 「日本女子ソフトボール1部リーグに学ぶ」
私が始めて女子ソフトボール公式戦を観戦したのは、6月4日豊橋市民球場だった。野球界にとって、女子ソフトボールには、学ぶべき要素がたくさんある。試合観戦後には、プレー・運営に興奮していた。2試合観戦したが、野球との比較をすると距離が短い分、スピード感がある。得点の可能性が少ないため、1つのプレーがすべて勝敗の直結する。このような事から、緊張感のある試合運びになっていく。
また、運営もソフトボール協会・地元の方々が上手く連携し、子供から大人までソフトボールを楽しく観戦していた。正直、ここまで観客が入っているとも思わず、グッズの販売やお祭りのような出店。ソフトボールを知らない人でも、楽しくなってくる雰囲気である。その競技が好きな人だけ観にくれば良いという事でなく、新しいファンの獲得という意味でも、球場に入る前から楽しい雰囲気というのは良い物である。
グッズの販売も、タオル・カタログなどの販売をしていたが、セットになると300円引きというお得なセットでの販売もしていた。試合後には活躍した選手・有名選手のサイン会など本当に工夫をしている運営であった。
ストライクゾーンが外に広く、世界大会と同様のストライクゾーンになっていたのも印象的だった。延長に入ると0アウト2塁のタイブレーク方式に入るというルールにも興味があった。試合時間の短縮。勝敗決めるという点からも、このルールは面白いと感じた。
試合の内容を振り返ってみると、野球と同じ場面があった。日立ソフトウェア対太陽誘電、3回の攻防でのことであった。両チーム同じような状況で、2アウトランナー2塁、0対0の同点。3回表日立ソフトウェアのバッテリーは、カウント2ボール0ストライクから勝負に行き、タイムリー2ベース。3回裏太陽誘電のバッテリーは、2ボール0ストライクから、四球でも良い攻めで最終的には空振り三振。ここで勝負が決まるかと思ったが、日立ソフトウェアの勝利への執念により、サヨナラ勝ちで終わった。
2試合目のデンソー対シオノギ製薬の試合では、投手のイニングの過ごし方に勝敗の差が出たのではないかと考える。デンソー1点選手で、シオノギはサウスポーの藤本投手が登板。藤本投手はすごく良い球を投げる投手である。デンソーは先発増淵投手。オリンピックにも出場している経験豊富な投手である。試合終盤まで1対1の同点。両投手とも頑張っていたが、後半に入り投手の調整の差が出てきた。増淵選手は初回から最終回まで、客観的に攻撃を見て、その後マウンドに立った。藤本投手は途中までは、客観的に攻撃を見ていたのだが、後半野手と一緒に、チャンス時に盛り上がってしまった。結局そのイニングに得点する事が出来ず、翌回に失点した。投手は気持ちの波を作らない事が重要だということは、野球もソフトボールも変わらない。
今後もソフトボールを観戦し、勉強させていただき、スポーツ界の発展に微力ながら力になれるように頑張っていこうと考えている。
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