|
Vol. 52 「プロとは何だ?」
プロとは何だ?クリスマスイブにBJリーグ(バスケットボールプロリーグ)を観戦した時に考えていた。
BJリーグの試合を見るのは初めての事で、寒さを振り切って家を出たが、電車の中では楽しみでいっぱいだった。
私は野球観戦でもそうなのだが、試合前から球場周り、選手のアップなどを必ず見るようにしている。どのような想いで動いているのかを感じられる時間帯だからだ。
BJリーグでは色々な工夫をしている。このイベントは私にとっては大変楽しい物であった。スタッフはプロ意識を持ち、ファンを楽しませようという意識を高く感じた。しかし、何処の観客がターゲットなのか?子供が楽しめるスペースが少ないのではないかと感じた。子供を巻き込めば、家族連れのファンを獲得できる。少なくとも3人以上のファン獲得が出来るのだ。そして次世代のプレーヤー確保のためにも非常に重要である。
さて試合が始まって感じた事は、監督・外国人選手はプロ意識が高いのに、
日本人選手・審判がまだまだプロ意識が低いのが気になった。
審判の威厳をかざすのも大事な事なのかもしれないが、その前に自身のジャッジ力アップが必要になるのではないだろうか?これは日本のスポーツでは、色々な所で見受けられることがある。ワンプレーのジャッジにより、選手のそれまでの努力が潰されてしまうという、責任を感じながらジャッジをしてもらいたい。
日本の選手のウォーミングアップでも、本当に身体をほぐそうとしているのか?
これから良いパフォーマンスを出そうとしているのか?
選手の中でモチベーション・集中力を増そうとしているのか?
私が見ている限りでは、最高のパフォーマンスを出すための
準備をしっかりとしているようには見えなかった。
さて、前振りが長くなったがここでプロとは何なのか、私なりのプロの回答を出してみた。
プロとは、スポーツ選手だけでなく使われる言葉だが、最終的にはお客様からお金をいただき、
その対価に見合ったサービスを提供する事だ。
その対価が商品なのか、パフォーマンスなのか、考え方なのか、楽しみなのか、つまり、仕事をするという事は、全てプロフェッショナルである。しかし、その仕事に関する想いがプロフェッショナルであるかどうか、その考えの下にお客様に満足を与えられているか・・・・・・・。
最終的には、仕事をしている人がプロ意識を高く持ち、
お客様が提供された物に満足する事が出来れば、プロフェッショナルという事になる。
プロスポーツ選手は、求められる事が多くなってくる。上記に記載された事プラス、夢を与えるという事、社会貢献、ボランティア活動などもしなくてはならない。当然、良いパフォーマンスを観客に提供する事は当然のことなのだが、インタビューなどでの発言、オフの私生活での行動、あえて言うなら、引退した後の仕事(生き方)などにも、責任を持って過ごさなくてはならない。
| 子供たち・ファンに夢を与えるというのはこういうことではないだろうか? |
昨今、元プロ野球選手の事件が多くなっているが、その理由としては、球団・監督・コーチから本来のプロフェッショナルという事を教育されなかった事なども問題があるのではないだろうか?
24時間野球の事だけを考えろといわれた事がある。野球だけのことを考えなくてはいけない時期もある。しかしそれはいびつな人間を作り、一般社会への適応を出来ない人間を作りだしているようなものだ。選手の魅力を半減させ、実は野球だけのことを考える事でスキルアップを妨げる原因になる可能性がある。野球だけの事を考えれば、視野が狭くなり、スランプに陥りやすくなる。
ひとつの事を極めたいと思うのであれば、回りにも目を向ける事が非常に重要な事だと私は考えている。トップアスリートと会話すると人間的にも魅力があり、多彩な話が色々と出てくる。
次回は、私がプロフェッショナルと認める選手をご紹介したいと思う。
|