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Vol. 62 「いじめと自殺」
あえてこの話題に再度触れようと思います。
私のプロフィールや、ブログを見て頂いた方には重ね重ねで申し訳ありませんが、現在のいじめの問題について、いじめられた経験からお伝えしたいと思います。
いじめはふとしたことから始まります。私の場合は、高校時代の野球部で、ある時ふとしたことから喧嘩をし、そこから完全無視の状態になりました。"先輩の教育"という名の暴力はいくらでも耐えることができたのですが、同級生から、しかも完全無視。いじめられる側にとっては、どこに当たって良いのか分からず一番きついことなのです。
その後、部室のロッカーの野球用品がドブに捨ててありました。
いじめている側はいじめている意識がないのです。また見て見ぬ振りをするのもいじめと同様です。
いじめられる側にも何かしらの問題はありますが、いじめている側の「人を傷つけているかいないか分からない精神状態」の方が、今考えると怖いと思っています。
それから、登校しようとすると吐き気が襲います。だんだんと登校拒否の状態になっていきます。
甲子園、プロ野球を目指すために、中学・高校と私学に行かせてもらっていた私は、親にも言うことができませんでした。
私が両親に本当に感謝しているのは、自分が無意識に出していたシグナルに気付いてくれたことです。また、すぐに学校に行けと言うのではなく、時間をかけ、また直接聞こうとせずに、叔父に話しをしろと言ってくれたことです。親には遠慮が出てしまうだろうから、第三者には話すことができるだろう。そんな配慮があったような気がします。
両親の愛情が私を助けてくれました。
学校側にいくら教育問題を問うたところで限界はあります。子供の教育・指導は最終的には親が行なわなければなりません。いじめは無くなることはないでしょう。しかし、自殺は防げることではないかと思っています。家族が同じ部屋に集まり、テレビを見ながらコミュニケーションをとる。挨拶をする。礼儀を教える。時間を守る。こういう基本的なことができていれば、いざという時、子供からのシグナルを見落とさずにすむはずです。
いじめられている側の子供を持つ親御さん。
子供は絶対にシグナルを出しています。見逃さないでください。そして叱らないでください。
自分が悪いのではないかと、更に考え込んでしまいます。
時間をかけてあげてください。会話をしてあげてください。
いじめている側の子供を持つ親御さん。
子供にストレス与えていませんか?あまりに聞き分けの良い子供になっていませんか?
両方の立場の親御さん。
子供を抱きしめてあげてください。それが何よりの薬です。
愛情がいじめからの自殺を防ぎます。
いじめる側の人間も、いじめられる人間になる可能性はあるんです。そのことを忘れずに。
「うちの子に限って…」ということはあり得ないことです。
子供の変化を見逃さないでください。
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