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Vol. 67 「給食費滞納22億」
全国公立小中学校の給食費滞納が総額22億円に達したという。
もちろん、この中には経済的に家計が苦しく、給食費を工面できない家庭も含まれているが、
ここでは、「払えるのに払わない」、つまりは意図的に支払いを拒否している家庭について
考えてみたいと思う。
このような家庭の保護者は、
「生活が厳しく払えない」、「払う必要がない」、「携帯代が払えない」、
「給食がおいしくない」、「みんな払ってないから」、「義務教育だから」…などを理由に、
支払いを拒否している。
滞納への対応は、校長や教諭が夜間や休日を利用して、
電話をしたり、訪問したりするなどして、個別に支払いを求めているほか、
滞納分を校長や教諭が立て替えている例さえある。
このような滞納問題は、自分だけが良ければいい、という考えの表れなのだろうが、
よく考えて行動してほしいと思う。
NHK受信料の未払いに対し、私的財産の差し押さえしようとするならば(法案は通らず)、
給食費未払いに対しても、差し押さえをしてほしいと思うのは私だけだろうか。
再三の取り立てにもかかわらず滞納する家庭には督促状を送り、
それでも支払いに応じない場合は、強行手段をとるべきではないかと思う。
無銭飲食をして逮捕されない人がいるだろうか?
NHK受信料や国民年金未払いの例もあるが、
その使途にも問題があるため、言い分は分からないでもないが
(ちなみに私は払っています。未払いの人、払いましょう)、
給食費の滞納は、社会的にはもちろん、教育上も良くない。
まず、プライオリティー(優先順位)を考えてほしい。
“親の背中を見て子供は育つ”というように、
そんな親の態度をみている子供は、将来どんな人間に育つだろうか?
給食費を滞納している保護者に限って、偉そうなことを言いながら、
遠足ではコンビニ弁当やチョコレートだけを持たせるなんてことを平気ですると聞く。
こんな保護者が多くなれば、子供の感覚がずれてくるのは当然のことではないだろうか。
このような給食費未払い問題に関して対策を考えてみる。
いっそのこと、給食を取りやめたらどうだろうか。
そうすれば、給食がどれだけ安くてバランスの取れた食事で、
親の負担を軽くしているかがわかるはずだ。
もしくは昔のように、給食費を現金で集金する方法にしたらどうだろう。
引き落としや振込みだと、「見えなければいい」、
もしくは「無視しておけばいい」という気持ちが未払いに繋がるが、
集金方法にすれば、子供達が給食費を払わずに嫌な想いをすることになる。
「自分の子供かわいさ」という、情けない動機づけではあるが、
これだけ未払いが増えていることを考えると、この方法しかない気がする。
ちなみに、現金で集めるようになってから一気に未払いが減ったという例もある。
わがままを「主張」と勘違いし、主張の裏の「義務」を果たさない人間が増えている。
保護者が、“教員を評価する”制度が、教育再生会議で俎上にあがっているが、
もしもこのような制度が通った時に、給食費を払っていない保護者の権利は奪うべきである。
「義務」を果たさずに、権利ばかり振りかざすのは間違っている。
本当のところ、支払い能力があるにもかかわらず滞納している保護者を、
無銭飲食で逮捕して欲しいくらいである。
それがまずいのであれば、給食費を払わずに弁当を持たせれば良い。
最後にもう一度言う。
給食費の意図的な滞納は犯罪である。
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