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Vol. 68 「人工芝と天然芝」
「人工芝」と「天然芝」について考えてみる。
日本プロ野球とメジャーリーグを比べると、その違いは一目瞭然。
メジャー30チームの球場の中で、人工芝はたった3球場。
アメリカでは天然芝が主流である。
逆に日本は、12球場中9球場が人工芝である。
天然芝のグランドの手入れには、年間500万円ほどコストがかかるというので、
利便性やランニングコストなどを考え、
高校などでも人工芝のグランドにする学校が多くなってきている。
私が初めて、アメリカのアトランティックリーグ(独立リーグ)の球場に入った時は感動した。
グランドに降りると、芝生の匂いがたちこめる。
綺麗に刈られた天然の芝生。
人工芝と違い、視覚からも嗅覚も刺激され五感に良い球場だと感じた。
確かに、人工芝も綺麗かもしれない。
しかし、いくら視覚的に綺麗だと感じても、
人工的なものと天然のものとでは、五感の捉え方が違う。
メジャーの球場では、ヤンキーススタジアム、シェイスタジアムへ行っことがあるが、
ヤンキーススタジアムに初めて行ったときの感動は忘れられない。
外観は決して綺麗とは言えないが、伝統があり、中へ入ると雰囲気がある。
初めて甲子園球場に行った時以来の衝撃だった。
日本では、甲子園、スカイマークスタジアム、広島市民球場がいまだに天然芝だ。
ぜひ、これらの球場を訪れた際に、人工芝との違いを感じてほしい。
芝の手入れが行き届いており本当に綺麗だ。
本当は天然芝の球場が良いと思うが、球場のランニングコストなどを考えると、
人工芝のほうが選ばれるのは仕方ないのかもしれない。
ただ、私はドームの中ではなく、外の球場で、天然の芝生の匂いを感じながら、
四季の風を感じて野球観戦がしたい。
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