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IT時代を生き抜く
「ヒューマンコミュニケーション術」


青柳 教恵(あおやぎ みちえ)

株式会社アクア 代表取締役/人材育成プランナー/ビジネスコーチ

1968年 神戸松蔭女子短期大学入学
1970年 日本航空株式会社(当時)国際線乗務員として入社
1984年 日本航空株式会社(当時)退職
国際線パーサーとして14年間乗務
1994年 JALアカデミー マナー接遇インストラクター
東京情報ビジネス専門学校講師、広報マネージメント
東京外語専門学校講師
1998年 人材育成研修会社専任講師
2000年  人材育成業務を主とするOfficeAoyagi開業
2007年、「株式会社アクア」と変え、顧客満足を高めるコミュニケーション術・人を育てるビジネスコーチングを研修と講演を通し広めている。


  皆さん、こんにちは。
Part2では、会社の企業理念を知っていますか? あなたは、あなたの部署の目標を知っていますか?など自己の会社はどのような方向性を持って企業経営をしているのか、社会貢献をしているのかいるのか、また、そこに働く人々は自己の役割や目的を理解し、達成に近づけているかなどを考えていただきました。振り返ってみていかがでしたか?

さて、今回は従業員満足(ES;employee satisfaction)について話したいと思います。

Part 3. 「従業員満足ってなに?」 

 先日、ラジオを聞いていました。ラジオでNHK総合テレビの番組が聞けるのですね。目で見ているもの<テレビ>を耳で聞く<ラジオ>と、映像や文字テロップがない分 アナウンサーの発する言葉が集中して耳に入り、キーワードをつかむことができます・・・・集中力を高めたい人や電話応対業務についている方には、お勧めのトレーニングです。

 ちょうど"クローズドアップ現代"が放送されていました。
北海道旭川市にある旭日山動物園(一番北の動物園)の取り組みについてのものでした。
動物の活動は、一般的に冬は低下するために入園者も少なくなる。(氷ついいている園内の歩行も危険となることも要因だそうです)。

しかし、冬を得意とする動物もいる、例えばペンギン、白熊。生き生きと活動する彼らの姿を見て欲しい、最北端に位置する動物園の特性を生かすと園長は考えた。そこで冬に限定日オープンを行った。
これが当たったわけですね。

1.年間を通じて入園者数の変動がなく、売り上げの向上を図りたい。
  そのためにはなにをするか?・・・・冬季もオープンをする。
  しかし、ただの冬季オープンだけでは、魅力がない。

2.動物園は、お客様にとって(学術的な意義はおいておきます)どうあるべきか?

3.お客様は動物園でなにをしたいのかなにを観たいのか?等など・・・を考えたわけです。

 "動物園は動物を育てるところ"から動物が生き生きと活動する姿や様子を見せるところと位置づけを変える。・・・現状把握から新たな発想にシフトさせる。よって、飼育係は、動物を育てる役割、これに加えて動物を展示する役割も担う。

 飼育係→飼育展示係 

動物を「育てる」から「育っていく姿」、「育った姿」を見せる、展示である。

どのような姿か・・・・オオタカが、餌さを求めものすごいスピードで飛ぶ迫力のある姿、ペンギンが歩く姿だけではなく、泳ぐ姿を下から見る、など動物の本来の姿や一番いいところを見せる・・・・動物を飽きさせない工夫をする。

観客を飽きさせない、次は何だろうというワクワクとした気持ちにさせる。
引きつける魅力のある展示・・・・エンタテイメント性

飼育係の役割が増え仕事量は増えたはずであるが、私の働く園はどのようなビジョンを持ち、ビジョン達成のためには何をし、その中で自己の役割はこうであり、そのために行動をすることを私は、同意する、約束をする(コミットする)。

そのことは、自己が園で働く自己の目標ややりがいに通じるものであると感じる、考えることができたときに、従業員満足が生まれる。

自己の役割を遂行することで、入園者数が増える、動物が生き生きと溌剌と活動することは、園の生産性I(入場者数を増やす)を挙げることに他ならないのです。

人は自己の活動が、企業の生産性に貢献していると感じ、他者から認められた時に初めて、達成感や満足感を感じます。
ここでいう人は、もちろん動物たちと従業員です。

企業の満足 と お客様の満足 と 従業員の満足 これらは、切り離すことはできないのです。

しかし、今の時代お客さまの求めるものは、何々の商品がほしいという物質的なことから"こうありたい"、例えば、私はスローライフで生きていきたい、私の老後は都会の便利さのなかにいたい等"こうありたい"の価値観が 出発点にあります。

そしてそれは、人によってみな異なっているということを認識し受け入れる必要があります。

その上で、自社の強みは何で、どのようなりソース(資源)を持ち、どのように活用し、どのようなお客様に的を絞っていくかが重要であると考えています。そして、そこに従業員の参画意識と参画するシステムの構築が生産性の向上を加速させるものと考えます。

◆ ホームワーク ◆
・ あなたの得意なことは何ですか。
・ あなたは、日々何を大事にして過ごしていますか。
・ あなたは、日々何を大事にして仕事をしていますか。

いかがでしたか、従業員満足についいて少しでも理解を深めていただけたでしょうか?
ご意見や質問などがありましたら、www.cs-eye.com/にどうぞ。

次回は、「成果を挙げる」(パフォーマンス)について考えたいと思います。
お楽しみに。


<青柳 教恵講師のコラム バックナンバー>
Part.2 「顧客満足ってなに?」
Part.1 「コミュニケーションってなに?」
 
 

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