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「笑顔のち・か・ら」

諏訪ゆう子(すわゆうこ)
笑顔セミナー主宰

1974年1月栃木県生まれ。
日本不動産学院卒業後、不動産会社、商社営業部にて勤務。
2002年、笑顔の大切さを知り笑顔教室の門を叩く。
2003年、笑顔セラピスト養成コース講演の部に合格後独立。
現在、笑顔セミナーを主宰する傍ら接客業、金融機関や
医療現場を中心に 全国各地で講演活動を行っている。
主な著書に『〜幸運の女神を引き寄せる小さな魔法〜笑顔力。』
(ゴマブックス)、 『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』(あさ出版)がある。

Vol.2 『笑顔が身体に及ぼす影響』

 私たちの身体を維持してくれている心臓や、胃腸は自分の意志とは関係なく動いています。これをコントロールするのが自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。このふたつの交感神経は外からの刺激に対して反応するもので、これらは互いに相反する作用を持っています。そしてその時々の環境や状況に合わせてうまく切り替わり身体の状態を細かくコントロールしています。

怒り・恐怖を感じた時は、交感神経が作用を始めます。
この時、身体では、瞳孔が広がる、鼓動が早くなる、血管が収縮する、血糖値が上昇する、
胃腸の活動が弱まるなどの症状が現れます。

逆に、安らぎ・安心を感じた時には、副交感神経が作用を始めます。
この時は、瞳孔が収縮し、鼓動が遅くなり、血管が拡張し血のめぐりがよくなり、血糖値が低下し、胃腸活発になります。ストレス社会と言われている現代では、怒りや恐怖を感じることが多く、交換神経ばかりを使いがちです。リラックスできることが少ないために副交感神経が使われず、自律神経のバランスが悪くなり『自律神経失調症』となってしまいます。

しかし、臓器や器官の病変によるものではないので病院で検査をしても「異常なし」と判断されてしまうケースも多いんですね。症状としては、頭痛、耳鳴り、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、血圧の変動、息苦しい、肩こり、倦怠感、疲れやすい、といったように体の具合が悪くなる。また精神的にも落ち込む、怒りっぽくなる、集中力がない、やる気がでないなど、人によって様々な形で、症状が現れます。

「身体のための笑顔」

実は、この自律神経の切り替えスイッチが「笑顔」なのです。
笑顔を作ると、顔のツボを刺激して脳にリラックスする脳波(前回お話したアルファ波です)が出て、副交感神経が働きはじめます。「笑顔」には、自律神経を活性化し、さらに副交感神経優位の状態にする効果もあるのです。

もちろん作り笑顔でも効果はありますよ。心の切り替えスイッチを押して、意図的に笑顔をつくる。そして元気に、健康に。笑顔を身体のためにうまく利用してみて下さいね!


*参考*
1964年、アメリカの雑誌「サタデーレビュー」の編集長をしていた、ノーマン・カズンズ(Norman Cousins)氏は、当時、不治の病とされていた「膠原病」を独自の方法で治してしまった。その方法とは、喜劇やコメディーなど面白いものを見て笑うこと。この出来事は世界的に話題となり、各国で様々な研究がされ、笑いと免疫機能との関係が明らかになってきました。




<諏訪ゆう子講師のコラム バックナンバー>
Vol. 1 「笑顔の効能」

 

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