Vol.3 『笑顔が身体に及ぼす影響−2』
女性なら誰でも「いつまでも若々しく健康でありたい」というのは、永遠のテーマです。
そのために化粧品を使ったり、エステに通ったり、サプリメントを摂取したり。はたまた整形など美への追求は留まるところを知りません。実年齢は変えられませんが、こうした努力により見た目の年齢は人それぞれです。見た目の年齢を生活年齢と言います。
この生活年齢と実年齢、20代のころは差がないのですが、30代から差が出てきます。
30代の生活年齢は実年齢のプラスマイナス4歳といわれ、最大で8歳の開きができるそうです。このギャップは、40代でプラスマイナス6歳、50代で7歳、60代で8歳、70代で9歳となり、若く見える人と老けて見える人の差は、70代ではなんと、18才にもなります。同じ70歳でも、61歳に見える人と79歳に見える人がいる、ということになります。
ちょっとびっくりしませんか? 確かに、25年ぶりの同窓会などの様子をテレビで見ていると、「どの方が先生かしら?」と思うことがあります。
見た目でいえば、お肌の状態・髪型・顔立ち・衣服・アクセサリーといろいろな要素があると思いますが、やはり見た目の年齢を決定づけるのは「顔」です。お肌を若返らせるのに化粧品を使ったり、エステに通ったりするのもいいのですが、お金もかからず、副作用のないお手軽な方法が、「笑顔」なのです。
「笑顔がいいのはわかるけど、笑ったときのシワが気になって……」という方がおられます。シワは女性にとってにっくき存在であり、老け顔の原因でもあります。しかし「だからこそ笑ってください!」とお伝えしています。
小ジワの最大原因は乾燥とストレスです。ストレスは肌の新陳代謝を悪くし、血行不良を招きます。ですが、笑うことによってβエンドルフィンという『快感ホルモン』が増えて心地良くなり、ストレスが発散されます。もちろん作り笑顔でも少しずつではありますが、βエンドルフィンが増えてきます。
また老け顔の原因はなんといっても「たるみ」です。体も普段から鍛えていないと筋肉が衰え、たるみます。顔にも20種類以上もの筋肉があり(表情筋)、普段から動かしていないと脳から表情筋を動かす刺激が出ずに、神経回路の反応が鈍ってきます。そのため刺激が伝わりにくくなり、表情筋が衰え、肌のツヤや張りにも悪い影響を及ぼします。加えて、重力に逆らえず下に下がってくるのです。
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顔の老化を加速させる原因は、下記の3つ。
・普段あまり笑わない
・人とのコミュニケーションが少ない
・睡眠時間が少ない
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もし笑顔がぎこちなかったり、頬の筋肉を動かしたときに表情筋が痛いのであれば、顔の老化が進行している証拠です。表情筋はすべて重要ですが、とくに鍛えるべきは目尻の辺りから唇に伸びる頬骨筋です。
健康な肌は、弾力繊維であるエラスチンがゴムのように表皮を支え、シワがなく張りのある状態を保ってくれます。一度ついてしまうと、なかなかとることができない大ジワは、真皮の弾力繊維やコラーゲンの変化が原因です。年齢や紫外線などの影響で、エラスチンが切れてしまうと真皮が陥没し、深い切れ込みが入った状態になります。一度切れてしまったエラスチンは、思春期以降の再生は難しいのですが、笑顔をすることで、エラスチンの再生能力がアップします。
「女の武器は涙」といいますが、涙も使いすぎると武器どころか、うんざりされてしまいます。
これからは「笑顔」を武器にしてみませんか? 一生使えますよ(笑)。
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