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「コミュニケーションの処方箋」

末木佐知 (すえきさち)


作家
合資会社 未来設計 代表
お受験ジャーナリスト
認定子育てアドバイザー(日本子育てアドバイザー協会)



私はOL経験、結婚、離婚、起業、両親との離別、高齢出産、未婚ママなど
様々な女性が直目するであろう「転機のフルコース」を平らげてきました。
子育て〜女性問題 まで幅広く展開中。

実は私は壁に直面するたびに、「人」という財産を得てきたような気がします。
人との出会いの大切さ。コミュニケーションスキルやスリムな時間管理を過ごすことを実感。「人って財産ですよね。」そして「偶然の出会いに乾杯!」


Vol.2
 『「仕事と育児の両立』 その(1) 出産後のひとづきあい

■コミュニケーションとは?

 いきなり2回目で出産のお話ですが、仕事をしている女性にとって、
出産と仕事の両立は結婚と仕事の両立よりも大変な決断が必要です。

それでは、私の経験を元に、出産したら何がおこるのか?
さて、コミュニケーションとの関連性は?といういと・・・すばり。
「育児に必要なのは、金銭的援助より人的援助。」 ということなのです。

私はすでにシングルマザー歴、4年と6ヶ月。
人からはよく「頑張ってるね」とか「大変なのにすごいね」とか言われます。
しかし、最初からシングルマザーという状態だったので、、自らすすんで選択した道なので、素直に人に甘えることをしてきました。

そしてつくづく「人」という価値を感じたのです。

出産後に「人」という存在に助けられた例をあげてみましょう。

●出産後、実家に戻ったり実家の親が来てくれたりと、身近に親族がいる場合には、素直にその人に甘えるのが通常のパターン。また、夫は早めに帰宅し、お風呂などのお手伝いをする。

<私の場合>
たまたま、近くでOLをしていた友人が子供好きとあって、毎日会社が終わった後7時くらいに来てくれました。彼女が来た時が唯一、子供から目が離せる時で、自分のお風呂に入れる時間でした。
昼間は、ほとんど毎日、主婦や妊婦の友達に遊びにきてもらいました。その時にお弁当などを持ってきていただくことができ、昼食はそれですますことができました。

これも、ひとりだとわかっているから、素直に甘えることができたからだと思います。

人によっては、ひとりがラクとか人がきたら疲れるということもあるでしょう。私は人が好きなので、誰かきてくれることによって気が紛れたので、お見舞いにきてくれるという友人にはありがたく受け止めみんなに来てもらっていた感じでした。

ただ、これって、夫がいても両親がご健在であっても、手伝いにきてくれない家庭の場合は条件は同じ。しかい、なんとなくたのみずらい・・という気持ちが先行して遠慮してしまいがち。

★育児中は素直に人に甘えましょう!きちんと状況を伝えて、助けてもらいましょう★

人付き合いのポイントとしては、自分が逆の立場になったら?ということを想像するのが一番です。

「もし友人が出産をして、大変そうだったら。夫の帰りも遅く、実家からのお母様などがこれない状態だったとしたら、あなたは助けにいきますか?」
→こういう質問を自分になげかけてみて、まずは行きます・・・答えると思います。

「その時、すごく嫌な気分ですか?」
→どうでしょう?嫌な気分で友人の出産のお祝いを兼ねて会いにいきますか?喜んでいきますよね。

自分が大変なときに人に頼むことってそんなに迷惑な話ではないとは思いますよ。

さて、余談ですが、シングルマザーをしていることによって、行政がどこまでママという存在をケアーしているのか?など考えさせられることが多くあり、まだまだ「オトコ社会」ではあると実感せざるを得ない体験をいくつかしました。そのひとつで特に印象に残っているのは、出生届のことです。

これは出産してから気づいたのですが、出産後14日以内に出生届を提出しなくてはいけないのです。しかし、出産後は産褥期間といって一ヶ月くらいは、女性は体をもどすために安静にして家にいた方がよいといわれています。 しかし、14日目に子供をおいて出生届を出しにいくことはできません。

そこで、やはりお友達の登場です。
彼女も出産経験がありますが、出生届は夫が出してきたそうなので、自分は経験がありません。
まずここで、「シングルマザー」で本当にひとりという状態にあった場合には14日目には出せない。そもそも夫や家族がいるというのが前提でこの日数が組まれたのでしょう。ということに気づきます。

さらに、実はいろいろ不備があったり大変なことがあり、彼女が区役所に行ってはくれたものの、完全ではありませんでした。結局、夫や親族ではないとわからない質問などをされてしまったらしく、私が行ったほうがいいという結論になり、彼女に1時間くらいなので、子供をあずけて、区役所に行きました。
はじめての母子分離?です。娘にしてみたら、すでに10日目くらいで母親と離れるという経験をしたというわけです。それもシングルマザーの娘の宿命・・・。

でも、決して悲観的に思っているわけではなく、だからこそ仕事を頑張らねばと、思うこともできるのです。

その後もシングルマザーであるが故に気づくことはたくさんあり、そして、シングルマザーも結婚しているワーキングマザーも働きながら子育てしている女性は同じ立場なのでは?と思う出来事にたくさん直面しています。

次回は育児との両立についてもっと焦点をあてていきたいと思います。

 



<末木 佐知講師のコラム バックナンバー>

【コミュニケーションの処方箋】
VOL.1  「人はかけがえのない財産」

【モチベーションを上げる 未来設計発想法】
VOL.12 「将来の自分の姿を具体的に想像できますか?」

VOL.11 「毎日がついている私になるために」

VOL.10 「人をほめるということ」
VOL.9  「逆境を向けたらラッキーだと思いましょう」
VOL.8  「コミュニケーションの仕方」
VOL.7  「自分ブランドの磨き方」
VOL.6  「あなたの過去の経験はとても大切です」
VOL.5  「ポジティブになれないってダメですか?」
VOL.4  「やりたいことを見つける方法」
VOL.3  「今考えている未来は夢?現実?」
VOL.2  「あなたの夢は何ですか?」
VOL.1  「人生勉強のはじまり」


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