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「日本の未来をあきらめない」

小林興起 (こばやしこうき)

元財務副大臣/ 前衆議院議員

1944年1月1日生まれ。東京都出身。

東京大学法学部卒業後、通産省(現経済産業省)に入省。
ペンシルバニア大学大学院に政府交換留学。16年間勤めた後、衆議院選に立候補。8年間の浪人生活を経て平成2年初当選。労働政務次官・財務副大臣・安全保障委員長を歴任。現在、捲土重来を期して活動中。

小泉内閣が進める市場原理主義一辺倒の郵政民営化法案反対の急先鋒として知られ、05年衆議院本会議で同法案に反対票を投じた後、自民党を追われ、同年9月の衆議院総選挙では自民党から刺客を送り込まれ落選。

メディアに報道されない真相を鋭い切り口で語る。

Vol.10 『心の教育』

まだまだ残暑が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

最近の、親が子を殺めたり、子が親を殺めたりという悲しい二ュースが多く流れているのには、辟易します。本来なら親は子育てを通して、色々なことを学び子と共に成長していくものです。子は成長すると共に、親に感謝し、親孝行をしたいと思うようになるものです。

親子関係は全ての人間関係の基礎です。子育てを通して様々な発見と素晴しい喜びを感じるのが世の親だと思いますが、現代社会の歪みが親子関係にも現われてきているのでしょうか。

先日ニュースになった『子供が駄々をこねて邪魔だから殺した』という母親のわがままな身勝手さと、最後まで母親を信じて慕っていたという子の短い命を思うと、何ともやるせない気持ちになります。
子供の命は、親の所有物ではないという当たり前の倫理観さえもわからない人が多くなってしまったのでしょうか。その原因のひとつには、教育があると思われます。

最近の教育は、「個を大事にする」という考え方に重点が置かれているようです。
その結果、親も社会も、子供に対してとても優しくなってきました。しかし、子供は優しさだけでは育ちません。大人になるためには苦労や辛いことも経験しなければなりませんが、学校で先生が辛いこと大変なことをやらせようとすると、親から抗議の電話が入ることが多い、ととある教育者が話していました。
「何でも自由にやりなさい」というのは、教育ではありません。教育には「しつけ」と同様、ある程度の強制力が働かなくてはなりません。

これからの教育改革は、パソコンや英語などの技術も勿論大切ですが、人間の根幹を作る心の教育を真剣に考えていくべきだと思います。

 



<小林 興起講師のコラム バックナンバー>
Vol. 9 「基礎体力と精神力」
Vol. 8 「"日米親善野球"にみる対アメリカへの外交姿勢」
Vol. 7 「新刊を出版・マスコミが語ろうとしない真実」
Vol. 6 「お金で買えないもの」
Vol. 5 「皇室典範問題について」
Vol. 4 「アメリカ型社会で日本は本当に幸せか?」
Vol. 3 「<パンとサーカス>の政治」
Vol. 2 「勇気ある人々」

Vol. 1 「私はあきらめない」



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