koushinococoro.com 心
講演講師の思い・メッセージを伝える

講師の心.com



会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME



  講師の心.com > 講師マガジン 「人」 > 末吉竹二郎
 

「末吉竹二郎の環境塾
 ―企業と考える地球温暖化問題」

末吉 竹二郎(すえよし たけじろう)

国連環境計画 金融イニシアチブ特別顧問

67年東京大学経済学部卒業後、三菱銀行入行。89年より米州本部に勤務。
ニューヨーク支店長、取締役、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取を経て、
98年6月、日興アセットマネジメント副社長。日興アセット時代にUNEPFIの運営委員会のメンバーに就任。
これをきっかけに、この運動の支援に乗り出す。
02年6月の退社を機に、UNEPFI国際会議の東京招致に専念。
03年10月の東京会議を成功裏に終えた。
現在も、引き続きUNEPFIに関わるほか、環境問題や企業の社会的責任(CSR/SRI)について、各種審議会、講演、TV等で啓蒙に努めている。




Vol. 7 『アジアの人々』


 11月初旬、マレーシアの首都であるクアラルンプール(KL)を訪れた。アジア12カ国から20名が集まり、金融が環境に果たす可能性について3日間、ホテルに缶詰状態で議論をするためであった。

 KLはマハティ―ル元首相の唱えた「ルック・イースト(東方政策)」で見事に近代化を成し遂げた街である。世界一を争う超高層ビルと回教(イスラム教)のモスクが立ち並ぶ典型的なアジアの近代都市である。なぜ、元首相は東を見よと言ったのかというと、それは先にアジアから世界の大国にのし上がった日本を見習えということであった。

 さて、その国際会議だが、テーマは経済と環境の共存は可能か、それに金融はどう貢献すべきか、である。一般の日本の感覚からいうと、アジアではまだまだ経済成長が優先され環境などは見向きもしなと見られがちだが、そうではない。各国ともそれぞれの国の経済発展段階での環境問題に悩まされているのである。

 パキスタン、インド、バングラデイッシュ、それにネパール。かつて英国植民地として一つの国であった。いまではそれぞれ独立しているが、彼らに共通する問題は水と農業である。インドなどでは農業用水の地下からの汲み上げが環境破壊につながっている。食糧かそれとも環境か。身を切るような選択である。 いち早く経済成長を成し遂げたタイやマレーシアは工業がもたらす環境破壊である。ASEANの中でも比較的に開発の遅れたフィリピンだが、開発と環境のバランスに苦労をしているのである。

 各国それぞれのお家の事情があっても皆が関心を持っているのが温暖化である。フィージーの大臣は投資の最大の狙いが温暖化の被害からいかに国を守るかにあると明言していた。アジアの中では日本は何と言っても最大の先進国である。温暖化の原因を作ってきたのはその先進国である。その日本が温暖化対策を通じてアジアの人々に責任を果たす。そんなことを強く持った小さな国際会議であった。


<末吉竹二郎 講師のコラム バックナンバー>
Vol.6 「金融危機と地球温暖化問題」
Vol.5 「貸し自転車と水道水」
Vol.4 「アラスカの旅」
Vol.3 「ポスト洞爺湖サミット」
Vol.2 「温暖化が変えるビジネスルール」
Vol.1 「CO2本位制のはじまり ―地球温暖化がもたらす新たな価値観」



講演依頼.comのご紹介

あらゆるジャンルをカバーする沢山の講師の中から、講演主旨・講義テーマに合致する講師情報をご提供致します。
講演依頼の無料相談を是非ご活用ください。
人生・ライフスタイルから芸能・スポーツまで幅広いジャンルの中からお客様の目的に合った講師をご紹介させていただきます。
講師ジャンルカテゴリはこちら


講演講師の思いやメッセージを伝えるWEBメディア 提供サイト:講演依頼.com
心
講師の心.com 会社概要 講演のお問い合わせ 著作権 サイトマップ HOME

講師の心.comは、講師の紹介及び講演出演依頼を承るWebSite 講演依頼.comから
毎月旬でお勧めの講師の"心"="思いやメッセージ"をコラムやインタビュー形式でお伝えするWebメディアです。


Copyright(C) 2005-2009 PERSONNE,Inc,All rights reserved